救急救命講習レポート

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4/14(土)救急救命講習を実施しました。

加藤が消防本部の方と協議をしてアレンジをした今回、パラグライダーで発生する実際の事故を模し、ヘルメットやハーネスを装着している前提で、事故発生時の事故者のダメージの観察から負傷部位の固定、搬送までの救命の手順をシナリオトレーニングいたしました。

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実施内容は下記の通りです。

- 事故者のパイロットの観察の手順

我々が事故者への救急救命として最も最初に行うべきことは、救急車が到着または合流するまでの間の初療。そのためには、まず事故者への緊急での心肺蘇生が必要かどうかの判断、また、どの程度のダメージを受けているかの観察・評価が必要になります。下記手順での初見の観察・評価をします。

1.意識
2.気道
3.呼吸
4.循環

大切なのは頭部保持。高エネルギー外傷でダメージを受けている場合、頭部と頚椎の損傷が疑われ、この部位のダメージは事故者の生命に直結するため、手順は頭部保持をした状態でおこないます。

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初見の観察・評価の後、下記の手順で全身観察を行い生命に直結する負傷部位を短時間で探します。

頭 → 顔面 → 首 → 胸部 → 腹部 → 骨盤部 → 大腿骨 → 四肢 → 背部

以上の手順をシミュレーションしました。

- 負傷部位の固定

観察・評価で負傷部位を特定できたら、状況に応じて負傷部位の固定です。頚椎固定、全脊椎固定の方法や圧迫止血等をシミュレーションしました。

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この際に話題にあがったのが、事故者が出血をしている場合の感染症リスクについてでした。感染症をもつ事故者が出血をともなう事故をした場合、なんの装備をもたない救助者が事故者の血液に触れることで感染症にかかるリスクがあり、感染症予防のためのビニール手袋を持っての救助が理想的との指摘です。

小林は、過去グランボレ外で発生した実際の事故で、大量出血を伴う事故者の救助をした経験があります。出血により事故者が目に見えて弱まり、非常に気が動転しての救助となったようです。この経験以来、小林が整備をしているグランボレのレスキューセットにはビニール手袋が含まれています。

消防の方との会話により我々のあるべき準備や装備を再確認することができ、とても良い機会となりました。

- 搬送

パラグライダーでの事故は山の中での事故となることが想定されるため、事故者を救急隊員に引き渡す・救急隊員と合流するには、搬送が必要なケースが多く考えられます。このため、負傷部位を固定したら搬送のシミュレーションです。

ストレッチャーやスクープ等の機材を使ったシミュレーション、機材がないことを想定し、救命救急では一般的な毛布を使った搬送、そしてパラグライダーのザックやレスキューセットに含まれるシュリング、クライミングハーネス等を利用した搬送等、小林が実際に経験した事象や JPA でのトレーニングで得た知見も踏まえ、実際にパラグライダーの事故で起こりうる事態を想定したシミュレーションを行いました。

- 救急隊への連絡

ここからは、救急隊の方に来ていただいて事故時に救急隊へ連絡をする際の注意点などをお話しいただき協議しました。

名前、事故状況、事故状況、負傷者の状況等の連絡時に伝えるべき基本情報の確認からはじまり、昨今のパラグライダーのフライトをする場合 GPS デバイスを持参していることがほとんどのため、GPS で座標を伝えることが一番であること、また、その際に世界測地系での連絡が必要であること等の説明を受けました。

救急隊の方もプロであるため、連絡について「緊急時の連絡フローは一般のパイロットの方からの連絡としているのか、それともスクールからの連絡か?」と適切な確認がはいります。

通常は事故発生時にはスクールから救急隊への連絡をいたしますが、パラグライダーの性質上、パイロットの方から救急隊への連絡をおこなわなければならないケースも想定されます。

パイロットの方からの連絡の場合、三峰で発生した事故の場合携帯電話が通じる場所がほとんどのため、携帯電話の利用が適切であること、また、その際に携帯電話のバッテリー消費をおさえるために、消防と救急に同じ説明を求められたら「説明したので聞いてほしい」といい電話を切るべきであること等々について説明を受けました。

また、ヘリコプター搬送が必要になった場合を想定し、搬送までの流れや搬送できる条件、ヘリコプターから事故現場を特定しやすい方法の確認などを行いました。

- 事故者のヘルメットやハーネスの脱着について

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パラグライダーでの事故を想定した場合、事故者はヘルメットやハーネスを装着していることがほとんどです。このため、今回は事故者の観察や負傷部位の確認等の際の頭部固定をしたままでのヘルメットやハーネスの脱がせ方や、脱がせるべきかどうかの判断の仕方などを、実際にヘルメットとグライダーがついたハーネスを装着したモデルを用意したうえで、シミュレーションしました。

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消防の方々も、ヘルメットはまだしも、ハーネスについては知識がなく、どうあるべきかを我々と協議しながらの確認となり、とても有意義な内容でした。

ご参加いただいたパイロットの皆様、タンデムパイロットの皆様、その他運営スタッフの皆様、遅い時間までありがとうございました。エリア運営上極めて重要内容であり、また、パラグライダーのフライトでのリスクの低減には、多くのパイロットが知っていることがとても重要な内容であるため、皆様のご協力に感謝申し上げます。

また、実施にご協力をいただきました利根沼田広域消防本部の皆様に厚く御礼もうしあげます。皆様への連絡をしお世話になることがないよう、安全なフライトとスクール運営をしてまいります。

最後はグランボレらしく、飲み会で終了!

のはずが、残念ならが翌日のコンディションが優れぬ天気予報。本日帰りで、ドライバーのため飲めない方ばかり(涙)

お疲れ様でした!

毎年実施している救急救命講習ですが、1年ごとに「心肺蘇生」と「パラグライダーに特化したシナリオトレーニング」を交互に実施しています。

来年は「心肺蘇生」。是非ご参加ください。

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4月14日(土)400mゲインでした。

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IMG_4960IMG_49784月14日(土)

今日のグランボレは曇りで南東の風でした。夕方から雨が降りそうな予報でしたが、意外と夕方まで安定した風でフライトできました。

朝から曇りで南東の風、サーマルは渋い感じでしたが、昼頃少し日が差してパイロットの方たちは400mほどゲインで、くびれ往復できるタイミングもありました。

NOVAやGINの試乗機も人気で、関さんや高橋さんに試乗していただくことができました。フィールドジョイの長島さんも営業にきてくれました。

夕方からは沼田消防署で救急法の講習会をしていただきました。今回はパラグライダーの事故に多い、頸椎損傷の可能性のある事例の搬送法を中心に講習していただきました。みなさん、ご参加ありがとうございました。



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お客様各位

拝啓 平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

グランボレ・パラグライダースクールでは、この度、より楽しく安全なフライトをいただくために、エリアルールを改定させていただきました。

下記にご案内をさせていただきます。
今後とも一層ご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

敬具

主な変更点:
-. テイクオフ周辺でのサーマルでの旋回に関する、偶数日右旋回、奇数日左旋回ルールの明示
-. 営業・勧誘行為、エリア名や社名、ロゴの公的利用に関する制限等、禁止行為の明示

新ルール:
グランボレエリアルール

以上

4月11日(水)昼までフライトできました。

IMG_4845IMG_48504月11日(水)

今日のグランボレは曇りで東のち南東の風でした。前線通過のためか、不安定な風で朝のうちは東風で昼から南東の風が強めになりました。

朝のうちは曇りで東の風で、タンデム2機からフライト開始。パイロットのみなさんは様子をみて、11時ごろからフライトを開始。

昼頃には南東の風4m程度と強めになり、みなさん1本でフライト終了となりました。前線通過のためか、昼過ぎから雨が降ってきました。

明日明後日は北風予報です。14日土曜日はフライトできそうですね。14日は夕方から救急法の講習会もあります。参加ご希望の方はご連絡ください。



4月10日(火)2000mまで上がりました。

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IMG_4811IMG_48284月10日(火)

今日のグランボレは晴れで西のち南東の風でした。昼頃からサーマル良好で2000mほどまで上がりました。

空気は冷え込みましたが、朝から晴れで講習生の廣瀬さんやパイロットの方たちが7名ほど集まってにぎやかでした。

朝9時半ごろからフライトを開始し、朝のうちはやや西寄りの風。11時ごろからサーマルが出始めましたが、はじめのうちは逆転層ためかややテクニカルなコンディション。

12時ごろからは南東の風4m程度とやや強めになり、パイロットの方たちも飛びにくいので早めにランディングで終了となりました。今日は久々に町田さんや関根さんも来られました。

4月9日(月)昼までフライトできました

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IMG_4799IMG_47944月9日(月)

今日のグランボレは曇りで南のち北西の風でした。昼頃までは南の風でフライトできました。

朝のうちは晴れていましたが、昼前から曇りがちになりサーマルは渋めでした。パイロットの和田さんと新井さんがこられて、2本フライトされました。

2本目はタンデムのお客さんも来られて、西風に変わりそうな雰囲気でしたが、昼頃までは穏やかにフライトできました。

明日10日もフライトできそうです。沼田の桜も散り始めましたが、まだまだ桜もたのしめそうです。

4月3日(火)2200mまで上がりました

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IMG_4629[1]IMG_4632[1]4月3日(火)

今日のグランボレは晴れで南東の風でした。昼過ぎ15時ごろに北風に変わる予報でしたが、結果的には終日南東の風でフライトできました。

朝のうちは南東の風3m程度でタンデムのお客さんやパイロットの方たちも集まり、9時過ぎからフライトを開始。

スクール生の廣瀬さんも順調にフライトでき、11時ごろからサーマル良好で最高2200mほどまで上がり、伐採地往復など楽しめました。エキスパートのコースの和田さんも伐採地往復や戸神山往復を達成でき、抜群の飛びでした。

佐藤さんも伊賀野までクロカンでき、アウト&リターンしましたが桃園ランディングにランディングしました。

予報に反して午後も南東の風で15時ごろまでフライトできました。



4月1日(日)エアハートの上野さんがこられました

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IMG_4582IMG_45884月1日(日)

今日のグランボレは晴れで南東でした。エアハートの上野さんが営業にきてくれました。

午前中は東寄りの風でサーマルは昨日よりややしぶめ、11時ごろからサーマル良好で1900mほどまで上がり、伐採地往復や戸神山往復など楽しめました。

エアハートの上野さんがもってきてくれた試乗機のシンフォニアやアスペン6も人気でした。シンフォニアは浮き重視、アスペン6は安定感のあるグライダーでした。

エキスパートパイロットの永山さんがタンデムの練習を開始され、はじめから安定感のあるランディングアプローチでした。

シンフォニアのサイズ24に試乗機をお借りしています。ご希望の方はぜひ乗ってみてください。

3月31日(土)春のサーマルコンディションでした

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IMG_4578IMG_45723月31日(土)

今日のグランボレは晴れで南東の風でした。午前中からサーマルコンディションで1600m程度まで上がりました。

春休みとあってタンデムやバギー体験も盛況でした。昼頃からサーマルコンディションが強めになり、多少荒れ気味でしたが、逆転層のためかさほど風は強くなりませんでした。

ファントムの天野さんご夫妻やION5の和田さん、メンター5試乗の本沢さんもよい飛びをされていました。

春らしいコンディションでしたが、午後もさほど風が強くならず夕方までソアリングを楽しめました。

明日はエアハートの上野さんが営業に来られる予定です。

スロベニアツアー最終案内

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2018年スロベニアツアー最終告知!

6月23日(土曜日)から7月1日(日曜日)
(時差の関係で、土曜日に向こうを主発して、日曜日に成田に帰ってきます。)
スロベニアツアーに再び行きます!

色々お知らせしてまいりましたが、ツアーも迫ってまいりました。
様々な出来事がありつつも、とても楽しかったスロベニアツアー。
その最終フライトの様子を映像でお届け。

セッティングもままならないので、(カメラが下に向いて曲がってしまい)お見苦しい箇所が多く、心苦しいのですが、
雲底が低く始まった、私の先行ダミーフライトから、どんどん雲底が上がって行きました。
この日、最終日にふさわしく、20キロ以上のアウトアンドリターンを決める人も。
私たちは、10キロ先の通称ハチミツランディングへと、高度をあげて挑戦中です。




それでは、参加予定の皆さん。どんどん練習して、良いフライトを目指しましょう!
考え中の皆さん。

何かございましたら、遠慮なくお問い合わせくださいませ。

小林

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