フライトプランの作り方 その6

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フライトプランの作り方、今回はフィギアエイトのフライトプランについて考えてみましょう。フィギアエイトはバンクをかけた360度旋回を左右に切り返して行うもので、旋回技術のレベルが顕著に出る演技です。
フィギアエイト2

フィギアエイトの操作要領は、左右どちらかの360度旋回をはじめ、バンクがかかってきたら、外翼のブレークでバンクがきつくなりすぎないように調整し、360度回ったら、ローリングするような要領で反対方向に切り替えして同じように360度を旋回します。パイロットコースレベルでは合計時間が28秒程度、エキスパートレベルなら24秒程度を目指します。
フィギアエイト1

フィギアエイトを練習する場合、360度旋回との大きな違いは旋回のバンク一定、速度一定といった部分を自分で厳密にコントロールしなければならないといった点です。特に旋回の切り返しの前後のバンクと速度のコントロールが重要になります。
 
 失敗しやすい事例としては、早く旋回しようとしてバンクがきつくなり、切り返しの時点でスピードが速い状態からロールアウトして、ピッチアップして次の旋回に入れなくなるといったことがあります。これは速度のエネルギーが上昇のエネルギーに変換されるためで、スパイラルの練習でもよく見られます。旋回のバンクが一定になるようにして、ロールアウトから次のロールインにつなげる操作が必要です。

 パラグライダーは旋回する際に、比較的簡単にロールイン、ロールアウトの操作ができます。フィギアエイトは旋回のバンクをきつくしていったときに、ロールイン、バンク角の維持、ロールアウトといった操作を状態に合わせて、操作するという技術が求められます。特に目線を遠くにおいて、バンク角とピッチを見ながら操作していくということが重要になります。

8月6日(火)昼までフライトできました

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今日のグランボレは晴れのち雷で南東の風でした。昼頃、雷が来て12時ごろまでフライトできました。

朝から晴れで南東の風、パイロットのみなさんと生徒さんなど7名ほど集まって、9時ごろからフライト開始。

午前中はサーマルが渋めで最大200mゲイン程度。2本目で11時ごろフライトを始めると、赤城山や三国峠方面に雷雲が発生。

台風のためか雷雲の発達が早く、12時ごろフライト終了となりました。

フライトプランの作り方 その5

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フライトプランの作り方、その5今回はローリングのフライトプランについて考えてみましょう。ローリングはピッチングと似ていますが、左右のブレークを交互に引くことで、ピッチ、ロール、ヨーの動きを起こすので、より複雑で練習と理解が必要です。
ローリング2

ローリングは左右のブレークをピッチングと同じくらいのタイミングで交互に引いたり解放したりします。その際に体重移動を先行させて、急な旋回操作をするような要領で、体重移動してブレークを引き、解放、反対方向に体重移動してブレークという操作を繰り返します。

ローリングのありがちな失敗例としては、反対側に切り替えるタイミングが遅く、ロールの振り子にならず旋回になってしまったり、体重移動が適切に入らずロールが起こらないといったことがあります。また、ローリングのタイミングがあってくるとバンクが大きくなって、翼がつぶれる場合もあります。

ローリングを練習する場合は経験の少ない人はピッチングと同じく、対地高度を300m程度以上取り、インストラクターの無線アドバイスをよく聞きながら練習するのがよいでしょう。ピッチング以上の習得は難しいですが、これもグライダーコントロール技術の上達につながります。

ローリングを動かす力学的な要素はピッチングと似ていますが、1.振り子安定、2.左右のブレークで迎え角を変えることによるロールとヨーの動き、3.体重移動による左右のロールの動き、4.速度が変化することによるエネルギー保存の法則、といった要素があります。
ローリング1

このうち、体重移動とブレーク操作のタイミングがもっとも重要なポイントになります。このタイミングを見極めるためには地平線に目線を置き、ライザーを通して地平線を見るような形で、目標方向とグライダーの傾きの変化を見ながら操作のタイミングを計ります。上の図のように、軸線の目標を決め、そこから左右に45度ずつくらいにサブ目標を決めて、タイミングを計るとよいでしょう。



8月5日(月)700mゲインでした

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今日のグランボレは晴れで南西のち南東の風でした。昼頃サーマル良好で700mほどゲインでソアリングもたのしめました。

パイロットや生徒さん7人ほど集合し、9時ごろからフライト開始。午前中は南西寄りの風でコンバージェンス気味のサーマルも発生していました。

11時ごろからサーマル良好で700mほどゲインで伐採地往復などソアリングも楽しめました。午後は南東の風が安定し、14時ごろ南東の風4m程度になってフライト終了となりました。

今週は台風の影響もありそうですが、午前中は割と飛べそうですね。午後は風が強くなりやすいので注意しましょう。

フライトプランの作り方 その4

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フライトプランの作り方その4、今回はピッチングの練習について考えてみましょう。ピッチングはパラグライダーの揺れの動きを理解する上では大事な要素です。ピッチング、ローリングなどの動きを理解することは、グライダーコントロールの上達につながります。
ピッチング1

ピッチングは上の図のように、クライミング、サーチ、アクセレーションの3つの動きが連続的におこっているといわれます。両方のブレークコードを引くと翼が上を向いてクライミングがおき、翼が後ろで止まったところからブレークを開放すると、前へのサーチがおき、その後パイロットが翼を追いかけるように加速するアクセレーションがおきます。

操作は単純にいえば、ブランコをこぐときのようにグライダーの前後の動きに合わせて、ブレークコードをひいたり解放したりすればよいわけですが、詳しく力学的な要素を考えてみると意外と複雑です。また、ローリングや旋回理論を考える上でも詳しく理解していくことが上達につながります。

ピッチングの力学的な要素を考えてみると、1.振り子安定、2.翼の迎え角を変えることによる空力変化、3.速度を変えることによるエネルギー保存の法則。1の振り子安定はブランコと同じなので、イメージしやすいのですが、2と3は翼独自の特性もあるので、繰り返し練習と理解が必要です。

ピッチングを行う場合は、まず対地高度を300m程度以上とり、風の安定しているときに行うのがよいでしょう。サーマルなど乱流がある場合はグライダーが自然に揺れてしまって、演技が難しくなります。ピッチングのありがちな失敗例としては、ブレークを引くタイミングが悪く、揺れなかったり、逆に揺れすぎてしまったりということがあります。

ミスに対する対策としては、対地高度200m程度になったら終了する。初心者の方は無線の送受信をよく確認し、無線が聞こえにくいときなどは中止する。翼の傾く角度を地平線に対して30度を超えてくるようなら中止するといったところでしょう。





8月4日(日)800mゲインでした

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今日のグランボレは晴れで南東の風でした。昼頃サーマル良好で800mほどゲインでソアリングも楽しめました。

パイロットの方と学生さんなど20人ほど集まり、9時ごろからフライト開始。午前中は穏やかな南東の風でした。

11時ごろからサーマル良好になり800ほどゲインで、伐採地往復などソアリングも楽しめました。

午後は雨雲の発達はありませんでしたが、南東の風4m程度になりパイロットとタンデムのみフライトし、15時ごろ終了となりました。

8月3日(土)800mゲインでした

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今日のグランボレは晴れで南東のち東の風でした。昼頃サーマル良好で800mほどゲインでソアリングも楽しめました。

パイロットのみなさんなど15人ほど集まって、9時ごろからフライト開始。朝のうちは南東の風2m程度で穏やかでした。

11時ごろからサーマル良好で800mほどゲインで、伐採地往復などソアリングも楽しめました。

14時ごろ赤城山方面から雨雲が接近し、東風5mほどになってフライト終了となりました。

フライトプランの作り方 その3

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フライトプランの作り方、前回その2ではSHELLモデルに基づくリスクの予測を考えてみました。今回は、スタートチェックについて考えてみましょう。
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JPAのスタートチェックはテイクオフ前の最終チェックを行うものです。項目は、パイロット、ライン、キャノピー、空域、風の5項目を順に行います。プレフライトチェックは当然この前に、手順通り準備を進めながらチェックをする必要があります。スタートチェックはそれを補完し、自分の身体の周囲から風の状況などを確認するためのものです。
 
項目別にみてみると、パイロットはハーネスのベルト、無線機、ヘルメットなど。ラインはブレークラインのからみ、アクセルの付け忘れなど。キャノピーは、キャノピーが風向きに合わせて広がっているか。空域は周囲のグライダーの接近など。風は、風向風速、風の安定度など。 
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どれもプレフライトチェックで確実に準備しておくことが重要ですが、これらの項目の中で忘れるとリスクが高いのはハーネスのベルト、無線機、ブレークラインの手元でのからみ、周囲のグライダー、風向風速などです。これらを忘れずに最終チェックするという意味で、スタートチェックがあります。

パラグライダーは一度テイクオフしてしまうと、ランディングするまで止まることができません。フライトプランは当然、テイクオフからランディングまで予定外の事態になった時まで含めて考える必要があります。スタートチェックはそのような意味で、テイクオフ前にもう一度自分の装備や周囲の状況を確認するためのものです。
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エリアによってはクロスチェックを推奨しているエリアもありますが、パイロットの自己責任でプレフライトチェックを
行った後、クロスチェックはそれをサポートする程度のものです。そのようなわけで、スタートチェックを確実に行うように習慣づけることが重要です。特に、テイクオフ後にブレークラインが絡まっていた、ハーネスのどこかが外れていたなどのトラブルを経験したことがある方は、自分でもプレフライトチェックとスタートチェックの手順をよく見直してみましょう。

8月2日(金)800mゲインでした

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今日のグランボレは晴れで南東の風でした。昼頃サーマル良好で800mゲインでソアリングも楽しめました。

パイロットや学生さんなど10人ほど集まって、9時ごろからフライト開始。昼前までは南東の風2m程度で穏やかでした。

12時ごろからサーマル良好になり800mほどゲインで、ソアリングも楽しめました。

14時ごろからは雨雲が接近し、南東の風4m程度になってフライト終了となりました。

フライトプランの作り方 その2

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フライトプランの作り方、前回その1では気象情報の予測に関して考えてみました。今回は、リスク予知、
フライト目標の立て方という観点から、フライトプランの作り方を考えてみましょう。

上の動画は、プライマリーコースのHさんのランディングです。合計フライト本数は60本程度、経験年数は
4年ほどあり、ランディングアプローチは通常の風であればほとんど自己判断ができようになってきました。
ただ、上の動画のようにピッチ、ロールの揺れが少し出ています。このランディング自体には大きな問題はありませんが、リスク予知という観点で下のSHELLモデルに沿って考えてみましょう。
SHELLモデル

SHELLモデルというのは上の図のようなもので、医療現場などのインシデント分析に使われる手法です。ソフト、ハード、環境、本人、周囲の人といった要因別に分析することにより、インシデントの予知、予防がしやすくなります。

上の動画は、同じくHさんが南東の風2m程度でランディングアプローチをしているものです。昨年の11月なので、経験年数や技能レベルは現在とさほど大きくは変わらないと考えられます。そして、この動画でも同じようにピッチ、ロールが最後に揺れてしまう傾向が見受けられます。
 これを上記SHELLモデルに沿って、分析してみると。S:ソフトウエア、講習カリキュラムや教え方に見落としがあったのではないか。H:ハードウエア、グライダーやハーネスなどの機材にくせや問題があったのではないか。E:環境、風のコンディションやランディングの条件が難しかったのではないか。L:本人、本人の心理的なもの、身体的なものが影響していたのではないか。L:周囲の人、インストラクターのアドバイスなどが影響を与えたのではないか。
 上記の項目にはどれも、多少なりとも原因がありそうですが、最も考えられる原因はこの場合、地上近くになってからスタンディングを取った状態で方向修正をしようとしすぎて左右のブレークを交互に引いている感じがあります。というようなわけでこの事例の場合、すぐに改善できる点としてはS:ソフトウエアで教え方を変えて低高度では遠くに目線を取って、直線飛行を取り、ロールを揺らさないようにするというのが有効かと考えます。

今回もフライトプランとしては散文的でしたが、講習カリキュラム中のスクール生の方はインストラクターの教え方、現状のフライト技術を見極めるために、SHELLモデルを使って分析するのも有効かと思います。

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