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 みなさん、こんにちは。今日はとっても寒いです。花冷え?とでもいうのでしょうか?三峰山もうっすらと白くなっていました。週末のGPSセミナーへ向けて連載をつづけているフライトナビゲーターに関する記事ですが、今回で3回目になりました。

 スマートフォンと携帯電話ぐらい違う。それが今回のフライトナビゲーターという新しいジャンルを紹介する時の僕なりのテーマでした。少し思い出してみますが、GPSという機械が登場して、これが当たり前の装備になるまでに、それほど時間を必要としませんでした。もちろんGPSも当初は非常に高価な道具でした。EX38とかEX52とか、当時はバリオメーターより高価なものでした。パラグライダーの公式大会がGPSを正式に採用したことが大きな後押しになったことは間違いありませんが、それ以前から持っている人は持っている道具。それがGPSだったように思います。それでも、ちょっと山の中に入ればシグナルを見失う。電池はやたらと消費するくせに、人工衛星をなかなか捕捉しない。値段の割にイライラする道具の一つでした。

 それが、今ではまさにフライトナビゲーター。機種による差異はありますが、フライトに関する様々なお役立ち情報を教えてくれる道具になっているのです。

 今回は、そのフライトナビゲーターからGPSのログを取り出してGoogle Earthで表示しよう!というテーマでお届けしています。できる機能、搭載される機能が多くなるとどうしても操作が複雑になる、それが面倒で敬遠してしまう。よくあるお話です。一見するとこのフライトナビゲーターもそんな感じに思われていると思います。ところが実際にやってみると驚くほど簡単です。それではデモ画面でご覧ください。


 どうでしょうか。ムービーでは手順を3つに分けて紹介しましたが、実際には手順1は一度行えば必要のない作業。ということで実際に行うのはGPS DUMPというアプリケーションにFLY MASTERをつなぐだけです。お持ちの方はぜひ一度お試しください。どちらむフリーウェアですので気軽に挑戦してみてください。

 あしたは、フライトナビゲーターからちょっと離れます。昔と今。GPSって何がどうかわったの?GPS単体で必要?をテーマに送ります。