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【フライト・セクション】
一番早くテイクオフをしたトマ・ココネア選手は、飛びでも圧倒的。クラスによる「桃園 LD」TP のシリンダー半径のハンディキャップをもろともせず、軽々パスしてターンし余裕をもって「ランディング」へ。

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2位に8分以上の差。
通常のハイカーが 50分かけて登るルートを、機材を担いで登りパラグライダーでテイクオフをして「桃園 LD」TP をとって「ランディング帰着」まで 30分ジャストという、驚異的速さ。ゴールターゲットとなっていたグランボレスタッフの小林インストラクターの手に笑顔でハイタッチしながらランディングするという、華麗なゴールをきめてくれました。レジェンド・トマココネアはやっぱり凄かった!!
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2-5位の争いにはドラマがあった。
まず、同じく「Gin Gliders Yeti4」同士での戦いとなった扇澤選手と小林宙選手。
テイクオフは扇澤選手が先で、先行する扇澤選手を小林宙選手が追う形でフライト。
このまま「ランディング」帰着までこの展開が続くかと思われたが、なんと扇澤選手が「桃園 LD」TP のターンポイントを 400m シリンダーまで侵入してターン。競技のレギュレーション通り EN:Aクラス で 600m の半径シリンダーでターンした小林選手とターンのタイミングで順位が入れ替わります!
結局、ギリギリの高度となったが、このまま二人は「Yeti」で「ランディング」までフライトで帰着。2位小林宙選手、3位扇澤選手という結果となった。

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4-5位争いでも順位が入れ替わる。
4位で「テイクオフ」を飛び出した長島選手。EN-D クラス「Little Cloud GYPS」でのフライトは、「桃園 LD」TP シリンダー半径 200m のハンディキャップ。このコンディションで、EN:4 クラスのグライダーのシンダー半径 600mとの往復 800m差のハンディの重さが直撃!
「桃園 LD」TP をターンして「ランディング」帰着までもう少しという地点まで戻ってくるが、西からの「ランディング」への侵入には高い木と電線が障壁となる。
入れるかどうか非常に微妙な高度ではあったが、安全をみて南に回避してすぐ下の「馬場園東LD」に緊急ランディングするオトナの判断。
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この機を見逃さなかったのが「Yeti」でフライトした東軒選手だった。
「桃園 LD」TP をターンしてフライトのまま「ランディング」へ帰着すると、なんと高度処理が必要なたっぷりな高さ。空中から地上の長島選手をかわし、4位でのゴールとなりました。

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長島選手は、なんとも悔しい緊急ランディングからのジョグで 5位フィニッシュ!
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この後、BGD Cure 松本選手がフライトで「ランディング」に帰着して 1分差の6位ゴール。

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その後は、ジョグでのゴールが続きます。
上田選手、「ランディング」までわずかに届かずジョグでの 7位ゴール。
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KeyCrew 大久保舞選手は「桃園 LD」へのランディング後、農道のジョグで後続の同じく KeyCrew石塚選手に猛追されるが、「Yeti」の軽さと、チーム参加で温存した体力を活かして逃げ切り 8位ゴール。単独での担ぎ上げ参加の石塚選手はデットヒート及ばず 9位。いや、両方とも立派。
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最年長・佐藤選手、筒井選手と続いてゴールし競技終了となりました。
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【順位】

順位 氏名 グライダー名 ゴール時間
1 TOMA COCONEA Advance OMEGA XALPS2 12:00
2 小林宙 Gin Gliders Yeti4 12:08
3 扇澤薫 Gin Gliders Yeti4 12:09
4 東軒太一 Gin Gliders Yeti4 12:15
5 長島信一 LittleCloud GYPS 12:20
6 石川ゆうま&松本健吾 BGD Cure 12:21
7 上田健太郎 SKYMAN Cross Alps 12:26
8 山田類&大久保舞 Gin Gliders Yeti4 12:43
4 石塚亮太 Gin Gliders SPRINT EVO 12:44
10 佐藤誠 BGD TALA LITE(担ぎ上げ無し) 12:49
11 筒井英治 Gin Gliders Yeti4 13:01
12 渡辺翔太 Gradient Golden4 DF

【最後に】
参加された選手の皆さま、観戦されたパイロットの皆さま、いかがでしたでしょうか?
当日エリアにいた方ならおわかりのとおり、普段ならソアリングができずにテンションが低いであろう状況。ハイク30分弱で1パイロンをとってゴールするだけという、極めて短いスピードレース。でも、あれだけの盛り上がり。
「Hike&Fly も面白い!」と思っていただけたら開催者冥利につき嬉しい限りです。
今回のようなレース形式でかつ短い距離でのスピードレースのスタイル、RedBull X-Alps に代表されるもっと長い距離での耐久レースのスタイルはもちろん、仲間と一緒に登ってフライダウンするだけのファンスタイルも可能。軽量機材の選択とあわせて、Hike&Fly は様々なスタイルで楽しむことができます。登って降りる原点回帰のこのシンプルなスタイル、パラグライダーを皆でもっと楽しみましょう!
グランボレでは、すでに来年の開催の検討を始めています。皆さま、是非来年はレースにご参加ください。また、今年参加してくれた選手の皆さま、また来年よろしくお願い致します!!

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最後のさいごに、今回トマ・ココネアさんを連れてきてくれるという貴重な機会を作っていただくだけでなく「Gin Gliders Yeti」の試乗機提供をご快諾いただき、かつレースに参加し大いに盛り上げていただいたアエロタクト扇澤さんにこの場を借りて改めて御礼申し上げます。

参加してくれた選手の皆さまも、会場で見守った家族の皆さまも、運営を自主的にお手伝いいただいたパイロットの皆さまも、観戦にきていただいたパイロットのみなさまも、本当にありがとうございました。また来年、よろしくお願いします!!

((Hike&Fly 鉄人デモレース・レポート目次))
1.【Gin Gliders Yeti Day !!】Hike&Fly 鉄人デモレース・レポート
2.【トマ・ココネア、圧巻のハイク!!】Hike&Fly 鉄人デモレース・レポート
3.【Gin Gliders Yeti 躍動!】Hike&Fly 鉄人デモレース・レポート