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10月8日(日)のグランボレカップパイロンレースは28名の選手が参加し、晴れで南東の風でした。予想される気温差は10℃以上あり、サーマルトップは1500mから1800m程度と好条件になることが予想されました。
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タスクは27.9kmのゴールレースで、11:45のエアスタートでテイクオフ南東前のヘアピンをとり、沼、青岳橋、林道口、くびれ、金山橋、大釜と3角パイロンを2周した後、山奥の伐採地とテイクオフ、戸神山をとって、メインランディングゴール。

「どのクラスのグライダーでも、参加して・観て楽しめるクラブ会員のためのコンペ」をコンセプトに、シリンダー半径はグライダーのクラスによってハンディを設け、Aクラス600m、Bクラス400m、Cクラス300m、Dクラス以上200mです。

シリンダー半径から見れば、Dクラス以上で2ライナーの高性能機に乗る人が有利ともいえますが、B、Cクラスで性能のいいグライダーに乗る人も上位に食い込めるチャンスがあります。

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秋のグランボレらしく、午前中はサーマルが渋めでしたが、10時半ごろからサーマルが活発化、ゲートオープンとともに選手は続々とテイクオフしていきます。11:45のエアスタートまで、早くテイクオフした選手は1時間近い空中待機となりましたが、経験豊富な選手たちはこの時間に空域を動き回ってサーマルの出方をみたりしていました。
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11:45のエアスタートとともに、20機程度の大半の選手が一斉に800mのビッグシリンダーをカットし、ヘアピンから沼へと向かいます。高層雲が張り出してきたため、エアスタートのころから徐々にサーマルは渋めになり、前に出す3角パイロンで400m程度の高度を損失し、テイクオフ前に戻ってまたサーマルで上げなおすという周回を繰り返すうちに、集団は3つ程度に分かれていきました。

特にこの周回コースでは、いかに効率のよいサーマルを早く見つけ、早く上げきるか、次のターンポイントまでに必要な高度を計算し、上げきったところからいかに効率よく次のターンポイントを回ってくるかというところが、戦略的に重要だったかと思います。
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トップ集団を形成していたのは、ブーメラン11に乗る正木選手、ZENOに乗る、小林宙選手や中目みどり選手など。そして、ここまでグランボレメンバーでは松本健吾選手、永山選手もトップ集団に食らいついていました。

しかし、最後の山奥の伐採地に向かうタイミングで張り出した高層雲のためにサーマルは渋くなり、伐採地に向かう高度を獲得できたのは10人程度の選手だけとなりました。正木選手と小林選手は終始同じ集団で最後までデッドヒートを繰り広げ、最後の戸神山からゴールに向かうファイナルグライドで正木選手がわずか3秒差で小林選手をかわしてESSにフィニッシュしました。
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ESSは今回のタスクで選手たちの意見から導入したもので、400mのゴールシリンダーの手前、1000mのシリンダーにESSを設定しました。400mのゴールシリンダーも通過する必要がありますが、低高度でのフルアクセルのリスクを回避するため、時間の計測はESSまでとなります。戸神山からリターンするとESSの1000mが三峰の尾根を越える地点にあたるため、尾根の風下の乱流域を避ける意味でも適切といえます。

今回のタスクは高層雲が張り出すまでの、1時間程度の短い時間でのレースとなり、結果的にはもう少しサーマルが続いてくれるか、エアスタート時間が15分程度早ければ、また少し結果は違ったかもしれません。しかし、上位に入賞する選手はどのような状況でも無駄のない飛びをすることを証明してくれました。
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順位 氏名     グライダー      ゴール時間
1 正木晋      BOOMERANG11  12:31:38
2 小林宙      ZENO         12:31:41
3 中目みどり   ZENO         12:32:45
4 関根順     ICEPEAK7       12:38:07
5 多賀純一    ENZO2         12:38:27
6 松本健吾    CURE          12:40:03
7 中島義雅   ICEPEAK7      12:40:13
8 花村泰明    LM6          12:54:47
9 橋本耕一   LM6          12:25:29
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