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グランボレではメインランディング以外にも、いくつかの緊急ランディング場を整備しています。クロスカントリーの練習や同時進入の対応策としても使用できますが、そのアプローチ方法などを解説していきたいと思います。今回は馬場東ランディングです。
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馬場東ランディングは写真のように東西に150mほどの、牧草地で3枚に分かれています。ここは馬場さんが管理している牧草地で、牧草が伸びている場合には降りられませんが、メインランディングからも近く、メインランディングが同時進入の場合や、沖に出して低くなったときなどにおりやすい場所です。
馬場東4

同じような位置関係にA02のサブランディングがありますが、ここの場合は南北に100m程度ですが、南北に傾斜しているため、南風の場合伸びやすくなっています。馬場東ランディングの場合、南東の風であれば東西方向に、アプローチを長くとれるためおりやすくなっています。
馬場東7

馬場東ランディングで南東の風の場合、よくあるアプローチ方法は上の図のようになります。風下側で8の字ターンで高度処理を行い、最後に右に90度ターンを行うダイレクトベースの形でアプローチします。降りるターゲットとしては、手前側の2枚、西側に位置する2枚の牧草地を狙うのがよいでしょう。
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注意点としては、3枚の牧草地の間は土手の段差や小さい溝があります。土手は特に草が伸びていると高さがわかりにくくなりますので、事前の下見をおすすめします。草が伸びている場合は降りられませんが、パイロット以上の方、エキスパートコースの方は機会のあるときにインストラクターに相談して練習してみましょう。