カテゴリ:
今回はランディングの精度を上げる、ターゲットランディングの技術について考えてみましょう。

ターゲットランディングのためには、まずグライドパスを読み、ターゲットに合わせてグライドパスを調整していく技術が必要になります。まずはこのグライドパスというところから考えてみましょう。

グライドパスというのは、パラグライダーが飛んでいるときの、滑空比によって到達地点が決まってくるということ。到達地点より手前の場所は飛び越えていくために、景色が下に流れるように見え、到達地点より遠い地点は届かないために、景色が上に流れるように見えるという、その視線のことをグライドパス判定法といいます。
グライドパス1

グライドパスは滑空比8の機体であれば、1mの高さで8m先の地点ということになります。また、このグライドパスは風によっても変化しますが、そのグライダーのポーラーカーブに応じて、スピードコントロールを使うことによって、多少調整することができます。
グライドパス2

上図のように、ポーラーカーブでは最良滑空では8.5程度あるグライダーでも、失速速度付近まで使えば、滑空比4.2程度まで調整できることがわかります。ただこの調整をするさいは、スピードを落としすぎて失速しないこと、揺らしすぎてピッチングを起こさないことなどコントロールに注意が必要です。


グライドパスを読んで、滑空比を調整するためにはターゲットに向けたファイナルレグでの、直線をイメージし、揺らさないように一定のグライドパスに安定させていく、スピードコントロールを習得していく必要があります。この動画の古賀さんのようなファイナルレグをイメージしていきましょう。