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ターゲットランディングの技術、前回その7ではストールポイントのことを学びました。今回はトップランディングの技術についてかんがえてみましょう。

トップランディングとは上の動画のようにテイクオフできるような斜面に、ランディングする技術です。一般的にはこのようにリッジソアリングができるような場所で偏流飛行で斜面に対して斜度に平行にアプローチすることが多いといえます。

これは、リッジ上昇風の中で斜面の風下側からアプローチしようとすると、高ければ吹き上げられてオーバーしてしまいますし、低くアプローチするとリッジ帯の後ろの乱気流に入ってしまうといったことが多く、飛びながらやり直しのできるテイクオフの横方向から偏流飛行でアプローチするのが安全なことが多いためです。

グランボレの場合テイクオフは周囲を樹木に囲まれているため、トップランディングはほぼ不可能ですが、ランディングが傾斜地なので、中段などを利用してトップランディングやタッチ&ゴーの練習をすることができます。
LANDING1

ここでグランボレのランディングの斜度と滑空比について、上段や中段、ターゲットの位置関係を上の図から確認してみましょう。中段からターゲットまでは滑空比7.5程度ありますが、中段は西側以外は高い樹木がないので、トップランディングの練習には適しています。
LANDING2

南東のよくある風で通常のアプローチは上の図のようになります。ターゲットにたいして、南向きに上段の前くらいからファイナルレグを取るのが理想的です。このアプローチを少しアレンジして、中段へのトップランを目指すと下の図のようになります。
LANDING3

このように中段の斜め後ろから偏流飛行でアプローチします。当然高めに入れば、オーバーしやすくなるので、ここでスタンディングやスピードコントロール、ポンピングを使って滑空比を調整します。

上の動画は、南東の風3m程度で吹き上がっているので、中段へのランディングには対地速度の観点から見ると、イージーなコンディションですが、中段や体験斜面へのタッチ&ゴーを練習しています。リッジリフトでのトップランを目指す方はターゲットランディングの次の段階としてこういう練習もおすすめです。