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ターゲットランディングの技術、前回その10ではオーバープル方式とフレアー方式のファイナルレグの要領の違いを学びました。今回その11ではオーバープル方式でターゲットに合わせる要領を考えてみましょう。

上の動画はNOVAのBクラス、Phantomの石野さんですが、南東の風3m程度でやや高めに進入し、オーバープル方式で高度を調整しながら降りていることがわかります。これを見ると安定した南東の風であれば、向かい風に向けてブレークで速度を抑えたほうが高度を調整しやすいことがわかります。ただこの方法では、ターゲットに対しての前後の距離の調整は少しやりにくく、特に速度を抑えすぎた時にハードランディングのリスクがあります。

今回、提案したいのは上の動画のようにオーバープル方式とフレアー方式を組み合わせて降りるアプローチ方法です。厳密にいえば、ファイナルレグの直線飛行で、スピードを抑えて滑空比を小さくする、スピードをつけて滑空比を伸ばす。その際のピッチが揺れすぎないようにピッチのコントロールを素早く適切に行うことが必要になります。これは前に紹介したストールポイント近くでのポンピングに近い技術ですが、ストールポイントほどの低速ではなく、より小さいリスクで調整できます。
速度調整による滑空比

イメージ的には上の図のように、速度調整で滑空比を調整することです。ただ、この場合ピッチを揺らしすぎないようにコントロールすることが必要になります。

上の動画はRUSH4の飯塚さんですが、南東の風1m程度で速度コントロールによる滑空比の調整を上手に使って、ターゲットの位置に合わせていることがわかります。このピッチを揺らしすぎないように速度をコントロールする技術を練習することはターゲットランディングの近道といえます。

さて、次回その12ではピッチを揺らしすぎずに速度をコントロールする、その要領と練習方法を考えてみましょう。