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ターゲットランディングの技術、前回その12ではオーバープル方式とフレアー方式を切り替える際に、ピッチを揺らしすぎない要領について学びました。今回は、ピッチを揺らしすぎない要領の練習方法について考えてみましょう。

上の動画は南東の風1m程度で、OZONEのAクラスELEMENT3で岩村がターゲットを狙ったものです。ELEMENT3はAクラスにしては、スピードがあり特にブレークを引いた状態から、ブレークを戻すと加速が大きく、滑空比が高い状態で前に出ていくので、オーバープル方式の低速でターゲットを狙うのは難しいといえます。そのため、最終的にはフレアー方式に切り替える形で低高度から最良滑空で伸ばして、フレアーでターゲットを狙っています。

それに対して、上の動画はAIRDESIGNのVITA2SUPERLIGHTで、高めの高度からオーバープル方式でターゲットを狙っています。このほうがターゲットに対しての目線が取れるので、低速でのコントロールが効きやすいグライダーでは有効といえます。低速でのコントロールが効きやすいかどうかは、ポンピングのような低速操作をした時に揺れのような動きが起こりにくいかどうか、前述の低速からの加速の仕方といった点が重要です。

上の動画は前にも見ていただきましたが、古賀さんがELEMENT3でターゲットを狙っている場面です。この動画を見るとELEMENT3は低速からの加速の仕方がやや大きいことがわかります。

上の動画は古賀さんが普段使われている、トリプルセブンのD-LIGHTですが、低速からの加速の仕方が穏やかで、その分滑空比の調整がスムーズにできていることがわかります。

というわけで、それぞれのグライダー特性を把握して自分のグライダーにあったアプローチ方法を見つけることが重要です。低速でのコントロール特性はグランボレで言えば中段くらいの斜面でも十分に練習ができます。