レポートの第3弾です。ひきつづきハーネスをお届けします。ポッドハーネスも好みや用途にあわせて選べる時代となりましたね。マリンタイプなる新語?もパラグライダーフライヤー同士では通じるようになりました。パラグライダーの高速時滑空性能の向上によってハーネスの進化も止まりません。みなさんも気になっているんだけどな?というモデルを想像しながら試乗してきましたのでご紹介します。
DAVINCI GLIDERS DAVI MAX
ダビンチグライダーズのダビマックスです。同社のハイエンドモデルということで良いかと思います。レース・XCフライトを志向するフライヤー向けということです。大きなリアフェアリングスポイラーが目をひきます。くわえてソフトライクラ素材のポッド部分は強いマグネットで閉じられて綺麗な形を作っています。空力は良さそう!上半身まで覆われてしまうようなスーパーコンペモデルではないので着脱は比較的容易でした。ポッド部分が交換可能なパーツ構成なのも良いですね!
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背面パネルが立体的な作りで剛性があります。個人的にはフルアクセルのときに上半身をしっかりと支えてくれるこのような作りのハーネスが好きです!
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アクセルプーリがロック機構式(ラチェットみたいにカチャカチャ止まるやつ)なのもポイント高い!
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コックピットは大きめでマグネットで開閉して収納部分にかんたんにアクセスできます。日除け?空気抵抗?のためのバイザーが標準装備。
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なかなかの作り込みでしかも割とお値段がリーズナブルなのもセールスポイント。こだわりのハーネスをお探しの方におすすめです!公式HPはこちらから
SKY PARAGLIDERS SKYLIGHTER4
前述のダビマックスがマックスという名前で機能搭載盛りだくさんなのに対してこちらは非常にシンプル。重量も半分ぐらい。そこは僕の好みがありちゃんとシートが入っているタイプです。(軽量化のためにシートを外してハンモックタイプにすることもできる!)こちらのモデルも良い感じです。非常にシンプルな取り回しながら、ムースクッションは16cmを確保しています。個人的にはインフレータブルエアより繰り返しの使用に強いムースタイプの方がお客様にはオススメしやすいです。IMG_0926

フックポイント(カラビナの高さ)がちょうど良い感じで、揺れ過ぎもせず、体重移動もしやすそうなバランスに感じました。こちらのコックピットもバイザーみたいな?カウルみたいな?『なにか』がついております。どうやら最近のポッドハーネスの流行りのようです。
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軽量ポッドハーネスにありがちな不安定感がないことからポッドハーネスデビューでも乗れそうです。公式HPはこちらから。
もっと他のハーネスを!と思っていたのですがどんどん強まる風に時折混じる雨。安全のためテントの撤収も始まってきたのでここまで。あとは写真と情報のみお伝えします。
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12月に発売されたブラックバードライトにつづいてこのモデルは新作でしょうか?
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根強いファンに高い支持をえているフランスのNEO。こちらもニューモデルが登場のようです。
後半は慌ただしくなり、お伝えしたいモデルがまだまだあったのですが、今回おつたえできるのはここまでです!
最後になりますが。スカイパーク宇都宮谷田校長先生、水沼先生。いつもありがとうございます。
各輸入代理店のみなさま、あたたかく迎えてくれましたことに感謝します。来年もかならず参加します!