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カテゴリ:テクニカル・セッション

ターゲットランディングの技術 その7

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ターゲットランディングの技術、前回その6では着地操作にはオーバープル方式のほか、フレアー方式や振り子方式があることを学びました。今回はフレアー操作の技術やストールポイントについて考えてみましょう。

ストールポイントというのは、パラグライダーの場合ブレークコードを引いて失速するポイントのこと。静穏な風で整備されたパラグライダーなら、フルブレーク程度までブレークを引いたところで失速に入ります。

上の動画は2013年のXALPS大会で優勝したクリスチャン・マウラーがゴール直前のモナコのテイクオフで、プロモーションもかねてテイクオフでのトップランディングを繰り返すシーンです。正面風が安定して吹き上げている状況とはいえ、グライダーが変形するほどのストールポイントまで使いこなす職人技には脱帽ですね。

パラグライダーはストールポイントになると、翼上面の気流の剥離によって空気抵抗が増し、ディープストールやフルストールという状態に入ります。ディープストールは翼の形を保っていますが、フルストールは翼内部の空気が抜けて、翼が後ろからつぶれたり、後方へバック飛行するような場面もあります。

ストールポイントに入ると、失速特性の穏やかなグライダーは粘ってディープストールの状態になったり、上の動画のように変形しながらも、前にシューティングすることによって回復しようとします。失速特性の激しい翼は、一気にグライダーが後方へ移動しフルストールに入るものもあります。

そのようなわけで、ターゲットランディングを突き詰める人は、このストールポイントというリスクのあるものを学ぶ必要がでてきます。穏やかな失速特性であったとしても、ストールポイントではどのような挙動を示すのか、失速し始めた時にどうすれば安全に着地できるのかという判断が必要になります。

上の動画はストールポイントについて、また失速からの回復やその危険性についてわかりやすく解説されています。失速の回復には急激なシューティングを伴い、翼がつぶれたりクラバットによって回復不能になる場合があります。また、それほどでなくても失速に入ったり、回復時のシューティングによって10m程度大きく沈下します。

そのようなわけで、特に初心者の方にはあえてストールポイントを探るような練習はお勧めできません。まずは失速させないように、空中ではフルブレークまで引きすぎないようにすることが重要です。

しかし、上級者になりターゲットランディングやトップランディングを目指すようになると、ある程度はストールポイントの理解が必要です。それは、失速寸前の兆候を理解することで、失速のリスクを回避できるからです。

パラグライダーは失速寸前になると、対気速度が弱まり、沈下速度が大きくなったり、グライダーが後ろに引っ張るような感じになります。またグライダーによっては、左右に不規則な揺れを生じたりします。これらの兆候をとらえて、失速寸前だと感じたら、ブレークを戻すと失速を回避できます。この失速寸前のポイントを利用して、ブレークコードのポンピングを使う操作が、前述のクリスチャン・マウラーなどが使っているテクニックです。

上の動画でもターゲットに合わせるためにかなりストールポイントに近いところまで、ポンピングしていることがわかります。ただし、もちろん失速やシューティングのリスクを伴いますので、ストールポイントの練習を目指す人はまずはインストラクターに相談し、方法論をよく理解してから練習してください。一つだけアドバイスするとグランドハンドリグやショートフライトでこの練習をすると比較的リスクなくストールポイントが習得できます。

さて、次回はトップランディングなど傾斜地に降りるための技術について考えてみましょう。


ターゲットランディングの技術 その6

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ターゲットランディングの技術、前回その5ではランディングの着地操作でオーバープル方式やフレアー方式、振り子方式があることを学びました。今回その6ではフレアー方式や振り子方式を考えてみましょう。

グランボレのランディングで南東の風の時は、もともと斜面を風が吹き上がっているので、フレアー方式や振り子方式を使うのは難しいのですが、上り坂で降りることになった時や、追い風で降りる場合に備えてこの2つの方式を練習しておくのがよいでしょう。

着地操作という観点では少し違いますが、上の動画では赤いバルーンターゲットに水平飛行からフレアー方式で合わせています。ターゲットの手前から対気速度を付けて、水平飛行に移りターゲット近くでブレークを引いてフレアーをかけることにより、速度のエネルギーが上昇のエネルギーに変わります。これがフレアー方式の原理です。

上り坂へのランディングなどで、さらに上昇のエネルギーがほしいときは振り子方式を使います。これは、対気速度を付けるためにブレークを引いた状態から手を挙げて、ピッチダウンによって対気速度をつけ、その後ピッチングの振り子とフレアー操作でピッチアップさせて、上昇のエネルギーを作るものです。上昇気流の中でこれを行うと上昇しすぎてしまいますが、下降気流の中でこれをすると高さ判断が重要ではありますが、ソフトランディングできます。

上の動画は振り子方式の失敗例というか、下降気流の中の低い高度でピッチダウンを起こしてしまうと、ピッチアップを起こす前に地面に着地してしまうというよくある失敗例です。下降気流で振り子方式を行う際は、特に高さ判断を高めに見積もりなどの注意が必要です。特に初心者の方は、下降気流だとしても振り子方式で揺らしてしまうよりは、スピードをつけた状態からフレアーをかけるというやり方のほうがお勧めです。

上の動画のように、上り坂に降りるときやタンデムのような翼面荷重が高い場合、下降気流で沈下速度が速い場合なのどは、フレアー方式や振り子方式で降りるのがお勧めです。これは、着地衝撃を弱めるためです。ただし、平面のターゲットに合わせるという意味では、この2つの方式はオーバープル方式よりも難しくなります。

上の動画は極端な例ではありますが、スピードフライングという翼で飛ぶ人たちはこのように低空をなめるように滑空するスウープという遊び方をします。これは原理的にはフレアー方式と似ていますが、低空での正確なピッチ、ロール、スピードのコントロールが要求されます。パラグライダーでランディングする方もここまでではなくとも、ある程度スピードを維持した中でも正確なコントロールができることを目指すとまたちがった、楽しみ方ができます。それはターゲットランディングというより、ランディングをアクティブに楽しむということですね。

さて、次回はフレアー操作の技術やストールポイントについて考えてみましょう。

ターゲットランディングの技術 その5

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ターゲットランディングの技術、前回その4ではスタンディングポジションの要点とその練習方法を考えました。
今回その5ではターゲットに合わせるためのピッチとロールのコントロールを考えてみましょう。
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グランボレのターゲットは現在2種類、上の写真のように高さ150僂曚匹寮屬ぅ丱襦璽鵐拭璽殴奪箸版鬚1m四角ほどのシートのターゲットが設置されています。赤いバルーンターゲットは水平飛行でフレアー方式でアプローチするのがよく、白いシートターゲットはスピードを徐々に抑えてオーバープル方式で降りていくのが向いていると考えます。それぞれ、特徴がありますがフレアー方式とオーバープル方式について考えてみましょう。

上の動画のように地面が近づくにしたがって、徐々にブレークを引いて減速していく方法を、オーバープル方式といいます。この場合、徐々に減速していきターゲットのそばにも合わせやすくなるので、慣れない人には特に最適な方法といえるでしょう。もちろん注意点としては、ターゲットを狙いすぎて失速しないようにする必要があります。特に平面のターゲットに目線が固定してしまい、グライドパスが見えなくなる人は注意が必要です。

上の動画はややスピードが早めですが、オーバープルメソッドで白いターゲットシートに合わせています。対気速度の風切り音を注意して聞いていただくと、ターゲットが近づくにしたがってブレークで速度を調整していることがわかります。このときはもちろん、スタンディングをしっかり安定させて、グライドパスを読む必要がありますが、スピードコントロールで最後の20m程度の水平距離は調整できるので、もっとも標準的なランディング方法といえます。

上の動画はフレアー方式で赤いバルーンターゲットに合わせたものです。バルーンターゲットは150僂旅發気鵑あるので、滑空比の高い状態で水平飛行に入り、スピードをつけた状態で狙ったほうが合わせやすいといえます。風切り音を聞くと、オーバープル方式よりもはやい速度でターゲットを通過していることがわかります。ただし、この動画のように高めで入ることにより、ターゲット周辺からオーバーランしてその先の斜面に降りるということにはなりがちです。初心者の方にはお勧めできませんが、上級者の方がフレアー方式や振り子方式のランディングを練習する意味では有効かと思います。

さて、次回その6ではフレアー方式や振り子方式について考えてみましょう。


ターゲットランディングの技術 その4

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ターゲットランディングの技術、前回その3ではグライドパスの調整とその練習方法を考えました。今回その4ではスタンディングポジションの要点とその練習方法を考えてみましょう。

上の動画のように、スタンディングをとってファイナルアプローチに入ってからも、左右のS字ターンをコントロールしたり、上昇風であおられて前後左右に揺らされてしまうときがあります。スタンディングポジションで左右のターンのコントロールをしたり、揺れに対処するということを考える必要があります。
スタンディング1

スタンディングポジションは上の図のように、ハーネスの中で前傾姿勢をとり、上半身はチェストベルトに体重を預けるように、下半身は足を前後に開いて、ハーネスの中で座りそうになる体勢を前傾姿勢で走りやすく保ちます。この姿勢により、体重がチェストベルトにかかることにより左右の 揺れに対しては安定しやすくなりますが、逆に体重移動はしにくくなります。
上の動画のようにスタンディング姿勢が不十分で前傾姿勢ができていないと、ブレークコードの操作がしにくくなるため、特に後傾姿勢になっていると、走る体制も作りにくくなります。 また、後傾姿勢になることでブレークコードを引く手にも体重がかかり、ブレーク操作や前後の揺れによって、姿勢が揺れて目線も変化することになってしまします。

上の動画の例では、ランディング間際にピッチが前後に揺れてはいるものの、スタンディング姿勢がしっかり安定して、ブレークをコントロールできているため、大きなリスクもなくランディングの対処できていることがわかります。自分のハーネスでしっかりとスタンディングポジションが安定できるように調整しておくことは大事なことです。

上の動画は栂池ランディングでの扇澤さんです。スタンディング姿勢でもピッチとロールのコントロールがピタリと決まっていますね。理想的にはこういうコントロールを目指したいものです。さて、次回その5ではターゲットに合わせるピッチとロールのコントロールを考えてみましょう。

ターゲットランディングの技術 その3

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ターゲットランディングの技術、前回その2ではグライドパスを調整するためのスピードコントロールの話をしました。今回はこのグライドパス調整の練習方法を考えてみましょう。

上の動画のように、グライドパスを調整するためにはターゲットの風下側から直線飛行でファイナルアプローチを長めにとり、最良滑空比よりはやや高めに入って、スピードコントロールで滑空比調整をするのが定石といえます。

上の動画のように、グライドパスがあっていてもロール方向に大きく揺らしてしまうと、飛行方向やグライドパス、沈下速度が大きく変化してしまい、ターゲットに合わせるのが難しくなります。また、大きくローリングやピッチングを起こしてしまうと、急激な沈下につながりケガをするリスクもたかまってしまいます。

上の動画のように、大きなピッチングを起こしてしまうと特にグライドパスが大きく変化し、到達地点を予測するのは難しくなります。初心者の方は特に、大きな揺れを起こさないように、直線飛行を安定させたファイナルアプローチをすることがお勧めです。

上の動画のように、高く入った場合にはS字ターンで調整し、ターゲットに対してグライドパスを合わせた直線飛行をとります。その際に、上記のスピードコントロールとスタンディングポジションをしっかりとることができれば、ターゲット近辺に降りるのはさほど難しいことではなくなります。さて、次回はスタンディングポジションの要点を考えてみましょう。

ターゲットランディングの技術 その2

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ターゲットランディングの技術、前回その1ではグライドパスを読み、ターゲットへのグライドパスをスピードコントロールで調整するということを学びました。今回はそのグライドパスのコントロールと風による影響などを考えてみましょう。

グライドパスにもっとも影響を与えるのは、向かい風追い風、上昇風下降風などの風です。グランボレのランディングの場合、傾斜地に風が吹いてくるためこの風の影響のよって、滑空比が伸びたりすることが特にターゲットランディングを難しくしているといえます。
ターゲット3

上図のように、向かい風に合わせれば最良滑空比が8程度あるグライダーでも、向かい風で押し戻されることによって対地滑空比が下がることは常識です。しかし、グランボレのランディングに限っていえば、向かい風であっても上昇風が加わることによって、一度に5m程度も吹き上げられて伸びていくことがままあります。

上の動画では、ターゲット間際までいっても上昇風に入ることで、5m程度も一気に吹き上げられていることがわかります。上昇風に入って吹き上げられ場合は、左右にS字ターンをして、高度を下げるとか、スピードを抑えて滑空比を落とすなどの対処が必要になります。特にスピードをつけていると、速度のエネルギーが大きくブレークを引いたときにフレアー効果で上昇しやすくなります。

このような理由もあり、ランディングアプローチにおいてはフルリリースでスピードをつけるよりは、ブレークをある程度引いて中速と呼ばれる速度領域を使うほうがターゲットを狙いやすくなります。また、上の動画のようにポンピングと呼ばれるスピードと滑空比をコントロールする技術を使う人もよく見かけます。いずれにしても、失速やピッチングに注意する必要はありますが、ターゲットを狙うには有効な技術です。

大原則としては、風による影響を予測して直線滑空で安定させた中で、グライドパスをターゲットにピタリと決めていくのが理想ですが、多少の誤差がある場合はこのスピードコントロールやポンピングである程度の滑空比の調整ができます。次回はこのグライドパスの調整の練習方法などを考えてみましょう。

ターゲットランディングの技術 その1

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今回はランディングの精度を上げる、ターゲットランディングの技術について考えてみましょう。

ターゲットランディングのためには、まずグライドパスを読み、ターゲットに合わせてグライドパスを調整していく技術が必要になります。まずはこのグライドパスというところから考えてみましょう。

グライドパスというのは、パラグライダーが飛んでいるときの、滑空比によって到達地点が決まってくるということ。到達地点より手前の場所は飛び越えていくために、景色が下に流れるように見え、到達地点より遠い地点は届かないために、景色が上に流れるように見えるという、その視線のことをグライドパス判定法といいます。
グライドパス1

グライドパスは滑空比8の機体であれば、1mの高さで8m先の地点ということになります。また、このグライドパスは風によっても変化しますが、そのグライダーのポーラーカーブに応じて、スピードコントロールを使うことによって、多少調整することができます。
グライドパス2

上図のように、ポーラーカーブでは最良滑空では8.5程度あるグライダーでも、失速速度付近まで使えば、滑空比4.2程度まで調整できることがわかります。ただこの調整をするさいは、スピードを落としすぎて失速しないこと、揺らしすぎてピッチングを起こさないことなどコントロールに注意が必要です。


グライドパスを読んで、滑空比を調整するためにはターゲットに向けたファイナルレグでの、直線をイメージし、揺らさないように一定のグライドパスに安定させていく、スピードコントロールを習得していく必要があります。この動画の古賀さんのようなファイナルレグをイメージしていきましょう。

緊急ランディングのアプローチ その4

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緊急ランディングのアプローチ、その4は戸神山の南の麓にある、A10戸神山ランディングのご紹介です。
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戸神山ランディングはその名の通り、戸神山のすぐ南の麓にあり、戸神山で粘っても上げられないときなどに使える場所です。ここはグランボレの公式ランディングなので、通年降りることができます。
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この場所は、上図のように戸神山のすぐ南のふもとにある水田地帯で、風はだいたい南東から吹いてくることが多いのですが、平らな水田地帯は東西に開けており、南側に少し盛り上がった林があるので、南東の風が強めの時は風が多少巻き込んで入る可能性があります。
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しかし、南東の風だとしても水田地帯の平らな部分である東西方向を長くファイナルに取る形にして、上図のようなアプローチをとるのがお勧めです。春や秋は水田も空いているので、スペースも広く取れます。よほど南東の風が強めで荒れていそうなときは、高度があればもう少し南側の水田地帯などが空いていればそちらに降りることができます。いずれにしても、戸神山アウト&リターンをする予定の方は事前にこの周辺の下見をしていくことをお勧めします。

緊急ランディングのアプローチ その3

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緊急ランディングのアプローチ、その3はA12の石墨町ランディングのご紹介をします。石墨町ランディングは三峰山と戸神山の間の谷にあり、戸神山からかえって来るときなどに降りやすい場所です。
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石墨町ランディングは6枚ほどに分かれた、段差のある休耕田になっています。南北は80m、東西は40mほどですが、段差のほかに、東西の道路沿いに電線が走っているので、注意が必要です。東西はほぼ電線に挟まれている状況です。
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このため、この石墨町ランディングのアプローチは下図のように南北方向にアプローチをとるのが一般的です。東西方向から風が吹くときはどうなのかという疑問がでそうですが、幸いこの場所は南北に延びる谷なので谷風で南風か北風に安定することがほとんどです。サーマルコンディションの場合はほとんど、南風のことが多いです。
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この石墨町ランディングは前述のように、戸神山アウト&リターンの際や三峰山の東側で低くなったときなどに使用できます。ただし、電線や段差などかなりプレッシャーもある場所なので、事前にインストラクターに相談して下見をしておきましょう。

緊急ランディングのアプローチ その2

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グランボレの緊急ランディングのアプローチ方法のその2、今回は桃園ランディングのアプローチを紹介します。
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桃園ランディングは上図のように、グランボレのメインランディングの1.4kmほど西に位置しています。この位置は三峰山の北の伐採地など山の北側で低くなった場合や、西方向の伊賀野や上毛高原駅方面に行って、低くなったときなどに降りやすい位置になります。
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桃園3

桃園ランディングは上図のように東西に長い牧草地が2枚、南北に並んでいる形になっています。おおむね80m四角くらいの正方形といえます。風はおおむね南東から吹いてくることが多いので、下図のように東西方向にファイナルアプローチをとるような形が一般的です。
桃園2

桃園ランディングの注意点としては、牧草地の4辺がすべて土手になっていますので土手に注意すること、南東の風が強めの場合、風上側の尾根の影響で風向きが不安定になることがあるので、風向風速の変化に注意が必要です。

総論として桃園ランディングは、伐採地や伊賀野など遠くに行って低くなった時など、使える場面はありますが、風向風速が不安定になることも多いので、事前に下見をしておき、不安定な時は特に注意してアプローチしましょう。特に風上側に電柱などがあるので、オーバーランしないように注意しましょう。

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