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岩村インプレッション:ADVANCE「IMPRESS 3」

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いつの間にやららすっかり普及した「ポッドハーネス」。
皆様、ポッドにするか悩んだり、ポッドハーネスにしてみたもののこれまで乗っていたスタンダード・ハーネスとの違いに悩んだりしていませんか?

今回の岩村インプレッションは、アドバンス・インプレス3。
ちょっと気合いをいれて、製品のインプレッションだけでなく、ハーネスの歴史から、ポッドハーネスの総論的な特性からご紹介。

インプレス3の購入を検討されている方だけでなく、ハーネスにお悩みの方は是非ご一読ください。


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    アドバンス・インプレス3
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    アドバンス・インプレス3



(ハーネスとポッドハーネスの歴史)

 ポッドハーネスはパイロットの形状抗力を減少させるために、体を流線形に近づけることが、まず開発の目的でした。1999年ごろに開発されたウッディバレー社のX-RATEDを皮切りに、ポッドハーネスは競技パイロットがより高い滑空性能を引き出すために使用し始めました。ポッドハーネスで空気抵抗を軽減することで、パイロットの形状抗力がより流線形に近づき、滑空比と滑空速度が10〜20%程度向上すると考えられていました。

 しかしながら、ポッドハーネスの難点としてはパイロットが足を伸ばして操縦しているため、パイロットが大きな体重移動をしにくかったり、ライザーに対してツイストを起こす可能性が高まるという短所がありました。また、離着陸の時には足を出したり入れたりするという手間もあり、上級者用の滑空性能を求めるためのハーネスと考えられていました。

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    1985年のグライダーとハーネス
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    1988年のグライダーとハーネス



ハーネスは本来、パラグライダーの操縦のためにパイロットの体を保持し、快適に操縦できるように着座姿勢を安定させると同時に、グライダーの動きを感じ取り、体重移動も使って操縦できるように、絶妙の重心バランスを求められます。1988年ごろにパラグライダーが始まった当初は、スカイダイビングのパラシュートを使っていたこともあり、ハーネスに座板のない、スカイダイビングのハーネスに近いものを使っていました。しかし、このハーネスでは長時間飛ぶと、パイロットの体が疲労しやすく、体重移動もほとんどできないものでした。

その後、座板の入ったハーネスが発売されはじめ、座板を左右に傾けることによって、体重移動ができるようになり、また座板に着座することによって、パイロットは長時間のフライトでも比較的楽になりました。また、1992年ごろスープエアー社などのよって、脊椎保護プロテクションのついたハーネスが販売されるようになりました。着座姿勢でハードランディングをすることによって、脊椎を圧迫骨折するなどの事故が続き、これを防ぐ目的で背中からお尻にかけて、スポンジやエアバックなどのクッション材を装着するようになってきました。これによって圧迫骨折の事例はかなり減少しましたが、エアバッグなどによってハーネスが大きくなり空気抵抗が大きくなったことも否定できません。

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    ハンググライダーのハーネス
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    ウッディーバレー・X−RATED6


ハンググライダーの世界では、1980年代からすでにコクーンハーネスといって、うつぶせの姿勢で下半身を寝袋状のハーネスの中に入れるハーネスが一般的でした。パラグライダーにもこういった、流線型に近いハーネスを作る動きは1997年ごろから少しずつありましたが、はっきりとポッドハーネスの形に定着したのは、1999年のウッディーバレー社のX-RATEDからでしょう。ハンググライダーのハーネスは、ファスナーを開け閉めして下半身を出し入れするのに対し、パラグライダーのポッドハーネスはファスナーがなく、パイロットがコントロールから手を離すことなく足の出し入れができるようになりました。

(ポッドハーネスの操作性と特性)

 ポッドハーネスの利点は空気抵抗を減らすことによって、滑空性能を向上させることができること、体重移動に足の力を使うことができること、下半身がおおわれて体温が保持できることなどがあります。足の力で体重移動ができるというのは、フットバーのあるハーネスも同じですが、体重をかける側の足を踏み出すと、そちら側のベルトが引っ張られてカラビナの位置がさがり、よりスムーズに体重移動ができます。

 座板のみで体重移動をする場合、旋回外側の太ももを少し持ち上げ、内側の太ももを押し下げるようにして、腹筋を上手に使う必要が出てきます。このため、サーマルのなかでの旋回でGがかかっているときなど、旋回内側にうまく体重移動ができず、旋回外側に体重移動がはじかれてしまう場合が見受けられます。この体重移動が旋回外側にはじかれる対策として、体重を内側に預けるようにしっかりと体重移動をする、あるいはABSをきかせて、体重移動で大きく傾かないようにするなどの方法があります。ABSとはアンチバランスシステムのことで、体重移動の大きな傾きをベルトで制限するシステムです。

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    アエロタクト ヤイカルハーネス
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    アエロタクト エキスパートハーネス


前者の体重を内側に預けるための方法として、フットバーやポッドハーネスでは足を使って内側に体重を預けるきっかけを作ることができます。座板のみでフットバーなどを持たないハーネスの場合、体重移動をどの程度かけるかという調整をどうしても腹筋と体幹の筋力でコントロールすることになります。この点、フットバーやポッドのあるハーネスでは、体重移動の調整を左右の足の力でサポートすることができます。

フットバーやポッドの操作も注意が必要で、これらは左右のカラビナにベルトで接続されているため、両足に力が入りすぎて両足を踏ん張ってしまうと両方のカラビナにつながるベルトにテンションがかかって、ABSがきいた形になり体重移動としては中立になります。そのため、しっかりとした体重移動をかけるには片側の足を踏み出し、片側の足は緩める必要があります。その上で、座板や上半身も使って体重移動するとよりしっかりとした体重移動ができます。

前者の体重を内側に預けるための方法として、フットバーやポッドハーネスでは足を使って内側に体重を預けるきっかけを作ることができます。座板のみでフットバーなどを持たないハーネスの場合、体重移動をどの程度かけるかという調整をどうしても腹筋と体幹の筋力でコントロールすることになります。この点、フットバーやポッドのあるハーネスでは、体重移動の調整を左右の足の力でサポートすることができます。

フットバーやポッドの操作も注意が必要で、これらは左右のカラビナにベルトで接続されているため、両足に力が入りすぎて両足を踏ん張ってしまうと両方のカラビナにつながるベルトにテンションがかかって、ABSがきいた形になり体重移動としては中立になります。そのため、しっかりとした体重移動をかけるには片側の足を踏み出し、片側の足は緩める必要があります。その上で、座板や上半身も使って体重移動するとよりしっかりとした体重移動ができます。

(インプレス3の操縦性と特性)

アドバンスのインプレス3はこれに加えて座板がなくなっているので、体重移動の特性が変わってきます。これは、アドバンスに在籍していたクリスチャン・マウラーがX−ALPS出場の際に開発したハーネスから始まったもので、座板をなくすことによってハンモック状にパイロットの体を支えています。座板があるとどうしても体重移動や揺れの際に座板がシーソー状態で過剰に揺れることがあります。座板をなくすことによって、この過剰な揺れがなくなり、体重移動もより繊細に調整ができるようになりました。 

ポッドハーネスはこのようにハーネスのベルトを体に合わせて調整することによって、より繊細な操縦ができるようになります。その分、ベルトの調整やセッティングはシビアになるともいえます。ベルトのセッティングが悪いと、非常に乗りづらいものとなります。特にポッドが前下がりになってしまったり、ポッドが後ろ下がりになってしまうということは特に注意する必要があります。

また、ポッドハーネスはその特性上、ポッドから足を離すとABSの効果がなくなり、揺れやすくなることがよくあります。そのため、スタンディングに移行する際に揺れてしまったり、コントロールしにくくなることがよくあります。インプレス3は座板がなくなった分、このスタンディングに移行する際もあまり揺れなくてすみます。ただレッグベルトが長いためかスタンディングを取ると体の位置がさがり、ブレークの引きしろが変化することがあります。体の位置が下がった分、ブレークのストールポイントがより近くなるので、そこは注意が必要です。このレッグベルトの長さが調整できるとよいのですが、基本は調整できない構造になっているので、スタンディングも何度かシミュレーションしてブレークポジションなどに慣れておく必要があります。

実際にサーマルソアリングをしてみると、インプレス3は非常の操縦性がよいことがわかります。前述のように、座板がないので最初は違和感がありますが、サーマルからの揺れの伝わり方もわかりやすく、体重移動もスムーズに行うことができます。岩村は以前は座板のあるインプレスハーネスを使っていましたが、こちらの方は座板があるポッドハーネスなので、座板がシーソーのように揺れることがありました。座板がないポッドハーネスは最初は少し違和感を感じますが、慣れるととても乗りやすいものです。

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(ポッドハーネスのその他の注意点)

ポッドハーネスにはそのほかにも、パラシュートが引き出しにくい、テイクオフでポッドが障害となる、レッグベルトの締め忘れにつながりやすいなどの問題点があります。DHVではこのような観点から、レクリエーションで飛ぶパイロットにはポッドハーネスはお勧めしないと警告しています。

特にインプレス3のような座板のないハーネスでは、スパイラルなどGがかかった状態では、パラシュートの収納部に圧力がかかり、パラシュートが引き出しにくくなると報告されています。DHV のインプレス3 ハーネスのパラシュート引き出しテストの結果を見ると、ポッドハーネスの中で特に軽量モデルでパラシュート収納部の小さいものは、大きいパラシュートを入れると引き出しにくくなるようです。ポッドハーネスでフライトする人は上記のような点にも注意する必要があります。

インプレス3は上記のレッグベルトの締め忘れによる脱落防止システムを装備していますが、パラシュート収納部はやはり小さ目なので、大きなパラシュートは使わず、パラシュート引き出しのテストをしておく必要があります。

(インプレス3ハーネスのまとめ)

 インプレス3をはじめとするポッドハーネスの第一の目的は、流線形に近づけることによって、滑空性能を向上させることにあります。もちろん、カッコよさとか冬暖かいという副次的な効果もあるようですが。操縦性の難しさやセッティングの難しさによるリスクは従来よりも軽減して、かなり扱いやすくなりました。しかしながら、やはりスタンダードなシッティングポジションのハーネスに比べると、すわり直すだけでも手間と時間がかかります。ポッドハーネスに乗る方は、それだけのリスクは理解しておく必要があります。

 インプレス3はポッドハーネスの中では、扱いやすく細部まで考えられたハーネスだと感じます。アドバンスのライトネスハーネスやスープエアーのディライトハーネスなど軽量化されているものは、やはり素材の丈夫さに心元ない感じがありますが、インプレス3はそれなりの丈夫さをもっています。

 ポッドハーネスに初めて乗る方は、少し手間はかかりますが信頼のできるスクールでしっかりと調整してもらうことをお勧めします。ポッドハーネスは特に、足のベルトの長さなどセッティングがしっかりできないと非常に乗りづらいものになってしまいます。インストラクターにしっかりとベルトの調整を確認してもらい、それからフライトされるのがよいでしょう。ポッドハーネスは調整がしっかりできると、非常に乗りやすくなりますから、適切なセッティングができること、適切な乗り方を指導してもらうことがとても重要なことだと思います。

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    アドバンス・ライトネス

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    スープエアー・ディライト

岩村インプレッション:ADRENALINE社「 BATLITE」

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岩村インプレッション、注目のシングルサーフェース、ADRENALINE社「 BATLITE」です。

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(BATLITEとは)
 BATLITEはスペインの新興メーカーであるADRENALINE社で製造された、軽量シングルサーフェイスグライダーです。シングルサーフェイスとは、キャノピーの上面とリブの一部しかなく、下面の生地がないパラグライダーです。パラグライダーはエアインテークから入った空気のラム圧で翼の形を維持しているという概念からすると、非常に不思議な構造をしています。

(シングルサーフェイスの特徴)
 シングルサーフェイスはその構造から、軽くシンプルで立ち上がりやすいという特徴があります。シングルサーフェイスの似た例としては、ハンググライダーのシングルサーフェイスやパラシュートのロガロタイプがあります。原理として考えれば翼は翼型と迎え角ができていれば、揚力を発生するのでシングルサーフェイスでも問題ないと考えられます。

(BATLITE1.8の試乗レポート)
 今回はBATLITE1.8のMサイズで投影19.6屬忙郛茲靴泙靴拭H行重量は85〜100圓箸覆辰討い泙垢、試乗した際は85堋度の装備重量です。BATLITEをまず広げてみるとシングルサーフェイスとはいえ、リーディングエッジにナイロンロッドが入って、前縁の丸い形を形成し、生地はとても軽量であることがわかります。

 BATLITEの立ち上げは非常に軽く、フロントライザーを持たなくても前に進んでライザーに荷重をかければ軽快に立ち上がってきます。その後は特にシューティング傾向もなく、立ち上げとしては非常にイージーと言えます。ただ、注意点としては簡単に立ち上がる分、風が強いときはグライダーが風をはらむと勝手に立ち上がってしまう可能性があります。
 立ち上げからテイクオフに移るときも、動きとしては非常にスムーズですが、空気抵抗が大きいためか、緩い斜面ではなかなか浮きづらく、浮いてあまり前に進まずに降りてきます。これは、シングルサーフェイスで空気抵抗が大きいため滑空比が小さくなっているためと考えられます。実際に三峰山からフライトすると、向かい風のためか滑空比で2.5のランディングまでようやく届く感じで、400mの高低差でテイクオフして1卆茲離薀鵐妊ング到達時の対地高度は50mほどでした。試しに、アクセルを踏んだりブレーク操作をしてもあまり滑空比は変わらないので、向かい風の滑空比は特に注意する必要があります。
 旋回やブレーク操作のフィーリングはいたって普通で、特別な技術は必要としませんが、失速の際のストロークはやや短く、ブレークの重さもあまり変化しないので、少し注意が必要です。翼のフィーリングもラム圧のある機体と違い、妙にやわらかい揺れを起こしたり、スピードの加速感が違うので注意が必要です。

(シングルサーフェイスの用途)
 シングルサーフェイスは軽く立ち上がりも良いので、ハイクアップなどの用途には向いていると考えます。ただ、抵抗が大きく滑空比は小さいのでランディングまでの距離が遠い場合は、注意が必要です。
 シングルサーフェイスの立ち上がりの良さを生かして、体験講習や初心者講習に生かしている例は国内でも聞くようになりました。フロントライザーを持たなくても立ち上がり、頭上安定も簡単なので、体験講習で風が弱い時や平地からトーイングをする時などに適しているようです。スクールの中には、通常のパラグライダーの下面を切り取ってシングルサーフェイスに改造しているとこもあるようです。もちろん改造機の場合は、ENの安全基準をクリアしていないことになりますので、使用には十分な注意が必要です。岩村も試みに、改造したシングルサーフェイスを試してみましたが、立ち上がりは少し軽くなりますが、製品のBATLITEほどの安定性は得られませんでした。

(BATLITEのまとめ)
 BATLITEはシングルサーフェイスという構造上、軽く立ち上がりがよいという長所があります、反面で空気抵抗が大きいため滑空比が小さいという短所があります。体験講習で立ち上げを簡単にして、早い段階でフライト感覚を味わってもらうなどの用途には適していると考えられます。軽くてハイクアップにも使用しやすいので、山岳フライトにも適していますが、上記のようにランディングまでの滑空比についてはしっかり計算し、緊急ランディングを考えておく必要があります。

 全体としてみるとBATLITEはシングルサーフェイスの特徴を生かして、立ち上がりが軽くイージーなところに最大の特徴があり、体験講習やトーイング、ハイクアップなどに向いています。特に体験講習やトーイングの分野ではこれからの可能性で期待できます。

岩村誠

岩村インプレッション:「OZONE ANTI-G」

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岩村インプレッション、今回は OZONE社の「ANTI-G」です。

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(ANTI-Gとは)
OZONE社のANTI-Gはドラッグシュートによく似た作りですが、基本的にはスパイラルの際のGを軽減するために設計されています。最近の2ライナーなど高性能化したグライダーでは特に翼端折りが実施しにくく、スパイラルをしてもかなりのGがかかるまで実用的な降下速度を達成できません。ANTI-Gはこのスパイラル時のGを軽減するため、抵抗を増やして滑空比を落としていると考えられます。

(使用方法)
 ANTI-Gはまずセッティングとして、ブライダルコードの末端をハーネスの片側のカラビナに接続します。ANTI-G本体と余ったブライダルコードはフロントコンテナなど収納しやすく、取り出しやすい場所に収納しておきます。使用する際は、フロントコンテナに収納した本体を接続したカラビナの後方に投げる形で開いていきます。
 ANTI-Gが開くと、抵抗により少しピッチングしたり体が多少揺れたりしますので、乱流の中では少し注意が必要です。スパイラルに入れる際は、ANTI-Gを接続した側にスパイラルを入れます。ANTI-Gを接続した反対方向にスパイラルを入れようとすると抵抗で旋回に入りにくくなります。スパイラル旋回中は抵抗がかかるためか、あまりGがかからず降下することができます。実際にブーメラン9などでも、降下しづらいコンディションの時はすばやく降りることができます。ただし、翼端折りと違い、一度使うとまた収納するのは困難です。

 スパイラルで十分降下できたら、ANTI-Gのキルラインを引いてANTI-Gの面積を小さくつぶします。キルラインはブライダルコードの中ほどについており、これをカラビナの方向に引いて、マジックテープで固定することでANTI-Gは小さくつぶれた状態のまま抵抗を小さくすることができます。通常ランディングでは、ANTI-Gをつぶした状態でアプローチしますが、マジックテープがはがれたりしてANTI-Gが再び開く場合もあるので、注意が必要です。

(ANTI-Gでの抵抗の発生)
 ANTI-Gを開いた場合、直径1mほどのパラシュートが開くことになるので、言ってみれば流線形でない抵抗体が片側のカラビナを後方へ引っ張ることになります。この抵抗は、パイロットがポッドハーネスからスタンディングを取った時に生じる、形状抗力の増大と同種のものです。また、ハンググライダーで使われるドラッグシュートはランディング時の滑空比を小さくするために使われますが、構造や原理もほとんど同じです。

 OZONE社はANTI-Gの使用説明書の中で、ANTI-Gをランディングの滑空比を小さくするためのものではないと言明しています。それと同時に、スパイラル降下した後にANTI-Gを開いたままランディングすることもできると述べています。上記の理由は不明ですが、ANTI-Gをランディングに多用した場合、いくつかのリスクは考えられます。例えば、ANTI-Gは長いのでランディング周辺の樹木などに引っ掛かる可能性、ANTI-Gで開いた時と閉じたときは滑空比が違うので、急に開くとランディングに届かなくなり、逆に急に破断するとランディングをオーバーする可能性があります。

(ANTI-Gを開いた状態でのランディング)
 ブーメラン9やいくつかのグライダーで試してみた結果としては、ANTI-Gを開いた状態でのランディングは大きなリスクは感じませんが、上記のようなさまざまなリスクを想定しておく必要はあります。ANTI-Gをつかうときは、スパイラルで降下してそのままランディングという状況が多いでしょうから、キルラインを引く余裕がない場合も考えて開いたままのランディングを練習しておくことをお勧めします。 
 つまり、キルラインを引けば本来の滑空比に近づくわけですが、キルラインを引く余裕がなかったり、引いてもマジックテープが外れて開いた場合、滑空比が小さくなるのでその状態も一度は練習しておくべきだと考えます。また、高性能なグライダーの場合ランディングの滑空比が小さいほうが、ランディングはやりやすくなるはずです。結果的には、ハングのドラッグシュート同じような使い方ですが、上記のように道具が増えることがそれによるリスクも増えるので、それらを理解した上で、少しずつチャレンジすることをお勧めします。

岩村誠

2013年6月4日(火)グランボレパラグライダーレポート

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今日のグランボレは晴れで北西のち南西の風でした。朝のうちは、タンデムのお客さんもたくさん来てくれたので、10時ごろからテイクオフに上がりました。しかし、テイクオフは昨日に引き続き北西の風が4m程度入っており、フライトは断念して下山となりました。昼過ぎまで北西の風が続きましたが、しだいに南西の風になって、15時ごろには南東の風が入りだしたので、ダメ元でテイクオフに上がってみました。



テイクオフは南風4m程度で岩村がダミーで出てみると、サーマルがガンガン出ていて、どんどん上がります。1400mくらいからは南西の風になり、サーマルが+5mくらいでつづいていました。最終的には、標高2450mまであがりました。

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イプシロン7の試乗機に、スープエアーの軽量ポッドハーネス、ディライトもテストフライトさせてもらいました。イプシロン7は荒れ気味の風でも安定しており、安心感がありました。ディライトも非常に軽く、ベルトのバランスがよく、コントロールしやすいハーネスでした。軽量なので、耐久性やプロテクションがちょっと気になりますが。軽量な装備がほしい方や、ポッドハーネスを試してみたい方にはよい感じかなと思いました。

2013年5月28日(火)グランボレパラグライダーレポート

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2013年5月28日(火)、
今日のグランボレは
曇りで南東の風でした。
午前中からタンデムの
お客さんとT柳さん
が来てくれたので、10時ごろから
フライトし、雲は低めでしたが、
午前中に2本フライトできました。

昼頃から南東の風が5m程度と強めに
なってきて、一度お昼休み
となりましたが、
昼すぎからまた風が収まってきて、
岩村もイプシロン7の試乗機で一本
フライトさせてもらいました。

イプシロン7は軽い立ち上がりで、
乗りやすいグライダーでした。
南東風も強めでしたが、前進速度
もよく、ハンドリング特性もよい感じ
でした。

T柳さんやS行さんにもイプシロン7
を試乗していただきました。やはり
立ち上がりが軽く、操作性もよい
感じで楽しく乗れたようでした。

4月27日グランボレパラグライダーレポート

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 今日のグランボレは晴れで
北西の風5m程度でした。
学生さんたちがたくさん来てくれたので、
昭和村に移動してグラハン練習にいき
ましたが、こちらも北西の風が強く、
練習は断念して、川場村の道の駅
田園プラザなどによってきました。

 田園プラザは休日とあって、
たくさんのお客さんでに
ぎわっていました。こちらは
関東でも人気ナンバーワンの
道の駅だそうで、毎年新しい
お店が増えているようです。
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グランボレにはフィールドジョイの
長島さんが営業に来て
くださいました。アドバンス
からはイプシロン7が発売され、
今回はイプシロン7の26サイズ
を見せてくれました。
 
 イプシロン7はイプシロン6に
比べて2圓曚彪擇なったそうで、
安心感のある平面形ながら
立ち上がりも軽く、滑空性能も
よさそうな感じでした。
 アドバンスはカラーデザインも
一新し、これまでとは別次元の
グライダーになってきたように感じました。
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GPSとは何ぞや?

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 そうですよね。ごくごく最近パラグライダーを始められたあなた。ここ最近のブログは何を言っているのだろう?大変失礼をいたしました。もちろん今週末のGPSセミナーではそんなビギナーの方大歓迎です!持っていない方も大歓迎です!使い方がわからない人も大歓迎です!貸し出し機材も若干用意があります!!ぜひ使ってみましょう。学びましょう。
 GPSとはなんだ?という話をはじめると、セミナー内容になってしまいます。ここではごくごく簡単な説明に止めます。パラグライダーのフライヤーは速度を知ることが重要です。それも地面に対する対地速度を知らなければなりません。パラグライダーフライヤーはこの対地速度を計測するためにGPSを所持しています。さらに、GPSは位置情報を記録することができます。現在のパラグライダーの競技会ではこのGPSを利用しています。パイロン(ターンポイント)と呼ばれる目標地点に到達できたのかどうか?その判定をGPSのトラックログを読み取ることで行っています。GPSはパラグライダーのフライトになくてはならない電子機器のひとつなんですね。
 このGPSは様々な用途に、様々な機種が登場して様々に使われています。登山はもちろん、ゴルフやランニングにも専用機種があります。釣りや写真などにも使用されています。ここではGPSを代表する製造メーカーであるGARMINをもとにGPSのお話を進めていくことにします。GARMINのシリーズは長くパラグライダーの世界でも使われてきました。非常に信頼性が高くシンプルでありながら操作性の高いインターフェースは愛用者がたくさんいます。
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 上記の写真はGPSMAP62Sというモデルで現行の新しいモデルです。電子3軸コンパスや気圧高度計を内蔵した性能の高いモデルです。インターフェースにも大幅な変更が加えられて、より画面が見やすくなりました。さらに、ワイヤレス通信機能を備えていて、GPS相互間でデータのやり取りが可能です。まさに最新機種というべき最高の仕上がり!!なんですが、残念なことにパラグライダーの競技大会では使用できないモデルとなっています。(競技大会で使用できないということであって、パラグライダーのフライトに不向きであるという訳ではありません。むしろ、機体の向きに関わらず方位を指し示すことが出来るのはこのモデルぐらいで、パラグライダーのフライトに適したモデルです。)
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 そこで、先代のモデルである、GPSMAP60CSXを大事に、大切に使用している方がたくさんいらっしゃいます。このモデルは現在のGPSに搭載されている先進機能のほとんどが実装されたエポックメイキング的なGPSでした。樹林帯や遮蔽物の影響を受けにくい、GPS電波の高感度受信チップを内蔵しています。それまでのGPSとは明らかに異なり、起動した数秒後には人工衛星を捕捉します。またその信号の精度も非常に高く、誤差はわずか数メートル程度。正確な表示であるということを、ポイントへのナビゲーションで実感します。昔のGPSを使用していた人ならば、だれでもその信号を受信する正確さ、早さ、受信できる環境を選ばないことに歓喜したモデルだったのです。もはや当たり前になってきたUSBポートを搭載するのもこの頃からでしょう。それまではシリアルポートやら変換ケーブルやらが必要で、グランボレにもその名残なのでしょう。今となっては使い道のわからないPCケーブルが山のようにありました。
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 時代はさかのぼっておよそ10年ぐらい前のGPSです。これはマップデータがGPSに搭載されるようになった初期のモデルで、当時は革新的なGPSでした。マップがあることでクロスカントリーや大会でも土地に対する情報を得ることが出来ます。また大きな液晶は複数の情報を同時に表示させても困りません。このGPSを使用していた方は非常に多かったと思います。このモデルから進化する形で液晶がカラーディスプレイになったもの。あるいはSDカードスロットがついたモデル。USBポートがついたモデル。現在へと続くGPSの形が急速に作られていったように思います。また機器が大きくなってきたのでハーネスへの固定の方法も様変わりしていきます。このころから、それぞれをバリオホルダーやGPSホルダーという形でハーネスに固定するスタイルよりも、フライトデッキという計器や地図を見やすくするため、専用のコックピットというべき大きめのホルダーに、双方の機器をつけるパラグライダーのパイロットが増えてきました。いまでは普通の装備になっていますけど。
 当時は革新的だったGPSですが、やはり人工衛星を捕捉する早さ。信号受信の感度。それに伴う位置情報の正確さ、これらの性能は現在のモデルが格段に優れています。
 僕たちはGPSのウェイポイント(記録した位置情報のうち特定の場所を示す位置のこと)が文字化けしないために、主に英語版を使用しているのですが、日本語仕様に改められたGPSは日本の人工衛星「みちびき」に対応しているモデルもあります。日本人としてはちょっと使ってみたいところではあります。
(ただしぐっとお値段の方もあがります。)
 もちろん、新しいものがすべてではありませんが、ここまで機能に差がついてしまうとなるべく新しいGPSの良さをわかってもらいたい、そう思っています。
 フライトナビゲーターとの関連でお話しします。バリオメーターというパラグライダーに固有の機器と連動・連携することで得られる情報量は圧倒的にフライトナビゲーターの方が豊富で必要な情報が得られます。風向・風速にはじまって滑空比関連の情報などは、本来のGPSの機能からすれば必要ない情報かも知れません。そこにフライトナビゲーターがパラグライダーのフライトに特化した優位性が存在します。しかしながらGPSという道具として考えると、特定の場所を記憶させる、こんな当たり前のこともメニューの階層をたどっていって見つけるしかありません。これがGARMIN GPSだとボタンを一つ押すだけで完了します。もしもフライトナビゲーターでトレッキングに出かけたら?そんな風に思うこともあるのですが、その際に滑空比がどうの、到達高度がどうしたとかいちいち言われたら、せっかくの山の風景もおちおち楽しめないかもしれません。なにより大きさが、、、そう考えるとGARMINのオーバージャンルな機能はやっぱり優れていると言うべきですよね。
 今日はGPSの代名詞とも言うべきGARMINについて少し紹介しました。どんなGPSが良いか迷っています?いいですね。迷っているときが一番楽しいですから。関係ないや、そう思っていた人も少しは興味を持っていただけたでしょうか?興味を持った人も、そうでない人も。GPSを持っている人も持っていない人も。フライトナビゲーターが欲しい人もいらない人も。どんな方でも大歓迎です。土曜日のGPSセミナーでみなさんといろいろなお話ができたらいいなと思います。
 
  

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 みなさん、こんにちは。今日はとっても寒いです。花冷え?とでもいうのでしょうか?三峰山もうっすらと白くなっていました。週末のGPSセミナーへ向けて連載をつづけているフライトナビゲーターに関する記事ですが、今回で3回目になりました。

 スマートフォンと携帯電話ぐらい違う。それが今回のフライトナビゲーターという新しいジャンルを紹介する時の僕なりのテーマでした。少し思い出してみますが、GPSという機械が登場して、これが当たり前の装備になるまでに、それほど時間を必要としませんでした。もちろんGPSも当初は非常に高価な道具でした。EX38とかEX52とか、当時はバリオメーターより高価なものでした。パラグライダーの公式大会がGPSを正式に採用したことが大きな後押しになったことは間違いありませんが、それ以前から持っている人は持っている道具。それがGPSだったように思います。それでも、ちょっと山の中に入ればシグナルを見失う。電池はやたらと消費するくせに、人工衛星をなかなか捕捉しない。値段の割にイライラする道具の一つでした。

 それが、今ではまさにフライトナビゲーター。機種による差異はありますが、フライトに関する様々なお役立ち情報を教えてくれる道具になっているのです。

 今回は、そのフライトナビゲーターからGPSのログを取り出してGoogle Earthで表示しよう!というテーマでお届けしています。できる機能、搭載される機能が多くなるとどうしても操作が複雑になる、それが面倒で敬遠してしまう。よくあるお話です。一見するとこのフライトナビゲーターもそんな感じに思われていると思います。ところが実際にやってみると驚くほど簡単です。それではデモ画面でご覧ください。


 どうでしょうか。ムービーでは手順を3つに分けて紹介しましたが、実際には手順1は一度行えば必要のない作業。ということで実際に行うのはGPS DUMPというアプリケーションにFLY MASTERをつなぐだけです。お持ちの方はぜひ一度お試しください。どちらむフリーウェアですので気軽に挑戦してみてください。

 あしたは、フライトナビゲーターからちょっと離れます。昔と今。GPSって何がどうかわったの?GPS単体で必要?をテーマに送ります。
 

フライトナビゲーター!

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 フライトをサポートしてくれる機器といえばバリオですよね。上昇下降計付き高度計と訳しましょうか。単純な高度計にとどまらず、上昇と下降を教えてくれるこの機器のおかげもあって、僕たちはサーマルソアリングというパラグライダーの醍醐味を楽しむことができる訳です。もちろん、おいらはバリオなんて必要ないぜ!!そんな硬派な人もいると思います。それでもやっぱりあった方が簡単ですよね。

 ところでこんなバリオをみたことはありますか?これは年末の大掃除の時に見つけたものです。ぼくは使った経験はないですし、見つけたときには、これがバリオだとは到底思えませんでした。ただし、よくみるとFLYTEC社のロゴがあります。そのロゴを見て、これがバリオだろうとわかりました。残念ながら電源が入りません。動いたらこれを装備してパラグライダーで飛んでみたいところですが。
写真 (6)
 このバリオ、現在からは想像できないほど大きいのです。おそらくパラグライダーの歴史の黎明期に誕生したバリオなんだろうと思います。敬意を評してショップに展示してあります。
写真 (4)

 時代は過ぎて、僕がパラグライダーを始めた頃のバリオを紹介しましょう。
写真 (5)
 これはFLYTECの3005です。懐かしい方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?当時はあまり選択肢がなかったような記憶があるのですが、なにぶん昔のことであまりよく覚えていません。ただ、これを購入して初めてパラグライダーで飛んだ時のことは良く覚えています。「すげー、音が鳴る!!」あまりの凄さに驚きながらも、はじめて三峰沼を見下ろすぐらいの高度まであげることができたのです。
 現在のバリオ(同じFLYTEC)のものと比べると、大きくて厚みがあります。最新のバリオは液晶表示もだいぶ見やすくなっています。薄くなっただけではなく、オートフライトログ機能から気圧補正機能まで備えたかなり高性能なモデルとなっています。入門編のバリオでこの性能です。時代の進化を感じますね。時代の進化というか、ニーズもいろいろです。最近流行しているハイクアップスタイルでのパラグライダー。健康的ですばらしいスタイルです。パラグライダーの軽量化も進み、愛好家の方も増えてきました。そんな方にぴったりなのが手のひらサイズのサウンドバリオ。
写真 (7)
 高度表示や上昇下降表示は省略されていますが、上昇と下降はきちんとサウンドで教えてくれます。僕はヘルメットにベルクロテープでつけて飛んでいます。タンデムのときなどにも非常に便利な道具です。
 最後にもう一つ、思い出深いバリオを紹介したいと思います。それはパラグライダーのフライトに凄く悩んでいたとき、わらにもすがるつもりで購入したものなのです。
topi
 現存する写真がなかったので、メーカーのホームページから拝借してきました。モデル名はトップナビゲーターといいます。凄く大きくて、小さなお弁当箱ぐらいありました。このバリオはいわゆるGPS連動型の走りにして、非常に完成度が高いものでした。風向と風速を表示できる機能を備えて、さらにスピードトウフライ、対地滑空比表示機能、予想到達高度、などなど、現在のGPS連動型バリオが備えている機能のほとんどを備えていたのです。それだけなく、気温減率を表示できたり、サーマルコアをプロットできたりと、まさにフライトコンピューターというべきものでした。当時、パラグライダーのフライトに悩んでいた僕は、このバリオと出会い吸い寄せられるように購入したのです。そして悩みながらも、サーマルソアリングという終わりのない難しくも楽しい挑戦を今もつづけているわけです。
 そんなフライトナビゲーターの元祖にして名品だったトップナビゲーターは、当時の価格で約20万円ぐらいしました。確かに高価な機器でしたが以外にも愛好家の方がたくさんいて、まだまだインストラクター見習いだった僕は、そんな方々から暖かい教えをいただくことで少しずつ成長することができたという訳です。これは今から10年ぐらい前のお話です。
 僕の昔話はこのぐらいにしましょう。現在ではGPS連動型のバリオは珍しくなくなりました。各メーカーから様々な種類が販売されています。僕たちはそれをフライトナビケーターと呼んでいますが、操作性を重視したエントリー機器からコンペティションに標準で対応しているものまで様々です。記憶に新しいところでは、話題のX-ALPSでもこのような機種が公式に採用され、私たちはそれをライブトラッキングで日本にいながら選手を応援できるようになっています。ここでは、原則的にフライトナビゲーターの入門機器を取り扱って、その面白さ、便利さを伝えていくつもりです。
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 入門用フライトナビゲーターはいろいろな種類があります。明日は、パラグライダーのフライトログの取り出し方をお伝えしようと思います。お楽しみに。そうそう、忘れちゃいけない。大事なお話。その昔、20万円ぐらいしたフライトナビゲーター!いまは驚くほどお安くなってきています。入門用のフライトナビゲーターなら7万円ぐらいからラインナップされています。その昔を知っている人からは信じられないお値段です。ちょっといいGPS(MAP62S)と最新型入門バリオを同時に購入するぐらいのお値段でフライトナビゲーターをゲットできますよ!

凄い!最新のフライトナビゲーター!!

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 わかりやすくいえば、バリオメーターにGPSがひっついたもの?
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 いやいや。そんなわけありません。こんなにスマートです!!
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 しかもただ引っ付けたのではありません。本当にスマートに連動します。賢く計算します!!
それはパラグライダーに完全に特化した、まさにあなたのフライトナビゲーター!
例えば、現在の風向風速も速やかに表示できます。現在の速度は言うに及ばず、滑空比まで表示します。
目標地点までの距離も表示するのは言うに及ばず。そこへ到達するための必要な高度を計算してくれます。これを手に入れたときからあなたのパラグライダーフライトに優秀なナビゲーターが同乗しているのです。

 ここにあげた機能は最新フライトナビゲーターのほんの一部でしかありません。二つの機能が連携するからこそのフライトナビゲーター(GPS一体型バリオ)です。

 さらに、コンピューターとの連携が非常に優れているのが、このシリーズの特徴。GPSのログを出力して解析できるのは当たり前です。カシミールでもグーグルアースでも専用の解析ソフトでも、どんどんあなたのパラグライダーのフライトログを出力して解析しましょう。パラグライダーのフライト、特にソアリングフライトは後から振り返ってみたいものです。それが満足できるフライトでも、納得がいかないフライトでも。そんな機能が満載です。なかには、コンピューターとの連携をせずに、単独でパラグライダーのフライトログをシミュレーションできる機種もあります。

 またコンピューターを介して常に最新バージョンに生まれ変わるのもこのシリーズの特徴。ファームウェアーをダウンロードしてインストールする必要はありますが、常に最新バージョンが使えるのはとっても魅力的。

 さらに専用ソフトを使用するとこんなことまでできる機種もあります。

 まさにあなたのフライトナビゲーター。とことんあなた好みになっていただきましょう。

 これからGPSセミナーにむけて、この優れものフライトナビゲーターあれこれを紹介させていただきたいと思います。追加記事をどうぞお楽しみに。

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